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マシューパリスのロンドンからアプリア(プーリア)までの旅行案内
Itinerary From London To Apulia, In Matthew Paris's 'Book(1252年作成)

 『遊ぶ文化―中世の持続 (1982年)』堀越孝一著 の中で、13世紀にロンドンからアルプスを越えてアプリア(プーリア)までの道順の絵と解説があり、そのルートを調べてみました。 (●<<<date:2012.3.28)
matthew-paris-london-apulia
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←★1240年頃のエングランド、フランス、神聖ローマ、ローマ、シシリーの勢力図

【羊皮紙に描かれた旅行案内】
■地図作成の背景など

・著者:Matthew Parisマシューパリ(1200-1259年)は、イギリス・セントオールバンズ修道院の修道士。

・彼は王家に集まる多種の情報を、絵画、写本、地図製作、作詩などに残しました。

henry3
【イングランド王ヘンリ3世(在位1216-72)】


innocent4
【ローマ法王:イノケンティウス4世(在位1243-54)】
・当時のイングランド王ヘンリ3世Henry III(在位1216-72)周辺が、
法王イノケンティウス4世Pope Innocent IV(在位1243-54)にシチリア王位を手中にするよう頼まれたことに関連し、この地図はシチリア王国征服の道案内と想定されます。

・この地図は羊皮紙に描かれたイティネレール(旅行案内)で、多数の写本もあります。


■Londonロンドン〜Baeuvaisボーヴェ

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p327 <イングランド王領>

・London:ロンドン
 ロンドン橋London-Bridge
London-Bridge

・Rochester:ロチェスター(Rofa)
・Cantuavia:カンタベリー
・Dova:ドーバー
〜〜〜〜
 海峡
〜〜〜〜
louis9
【フランス王:ルイ9世(在位1226-70)
<フランス王領>
・Witsant:ヴィサント(witsand)
・Montreuil:モントルイユ(Mustroil)
・Arraz:アラス
・St-Riquier:サン・リキエ(Seint-Richer)
・Poix:ポワ(poizpoiz)
・Baeuvais:ボーヴェ(beuveis)


■Beaumontボーモン〜Beauneボーヌ

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paris-notredame.jpg
【パリ:ノートルダム寺院】
・Beaumont-sur-Oise:ボーモン・シュル・オワーズ
・St-Denis:サンドニ(seint-dinise)

−−<セーヌ川>−−

・Paris:パリ

−−<セーヌ川>−−
・Pruvins:プロヴァン
・Reins:ランス
・Chatja:シャロン
・Nogant:ノジャン・シュル・セーヌ
−−−−<セーヌ川>−−−−
<神聖ローマ:ブルグント王領>

【神聖ローマ皇帝:フリードリヒ2世(在位1215-50)


【ブルグント王:コンラート4世(在位1237-54】
・Troyes:ブルゴーニュのトロワ(Trois-en-Burgoing)
・Bar-sur-Seineバール・シュル・セーヌ
・Chatillon-sur-Seine:シャティヨン・シュル・セーヌ(Chasteillun-sur-Seine)
・Chanceaux:シャンソー(chanceus)
・Fleurey-sur-Ouche:フルーレイ(Flurie)
・Beaune:ボーヌ(Beaune)


■Chalon-sur-Saoneシャロン・シュル・ソーヌ〜Mont-Cenisモンスニ

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−−<ソーヌ川>−−
・Chalon-sur-Saone:シャロン・シュル・ソーヌ(chalunchalun)
−−<ソーヌ川>−−
・Macon:マーコン(Mascvn)
lyon −−<ソーヌ川>−−
<Dauphine王:>
・Lyon:リヨン
 【紀行:街】
−−<ローヌ川>−−
・Valence:ヴァランス(Viane)

・La-Tourdu-Pin:ラ・トゥール・デュ・パン

<サヴォワ伯領>
amadeus-4-1233-53
【サヴォワ伯アメーディオ4世(在位1233-53】
boniface-1253-63
【サヴォワ伯:ボニファチオ(在位1237-54】
・Chambery:シャンベリ(Chamberai)
 1232年〜サヴォワの首都

 【紀行:街】
 【紀行:Montmelian付近】

・Aiguebelle:エーグベル(Egue-Bele)
・Sant-Michel-de-Maurienne:サンタンドレ(Sant-michel)
・Termignon:テルミニヨンTerminum
・Mont-Cenis:モンスニ(le munt senis:Le-Hospital--du-monto)
 【紀行:峠フランス側】  【紀行:峠】
mont-cenis
−−−−<アルプスの山>−−−−
 【峠DB】  【紀行:峠イタリア側】


savoie-map-13c

************
★右に1252年当頃のSavoieサボォワ家の領地【赤茶色の線で包んだエリア】の地図を参考に示します。

★シャンベリーの少し前から、モンスニ峠付近を通過し、トリノに至るルート【緑色の線】は、ずっとサヴォワ家の領地内を通過していることが分かります。

★さらにその前後のエリアも、サヴォア家がかなりの影響力を持った地域のはずです。

★フランス王と勢力争いをしていたサヴォア家は、神聖ローマ帝国に属していて、イングランド王との間に何らかの交流があったようにも推測されます。

★当時のサヴォイア家は、Amadeus IVアメーディオ4世(1233-1253年)〜Bonifaceボニファチオ(1253-1263年)が在位しています。
************


■Mont-Cenisモンスニ〜Reggioレッジオ

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matthew-paris/p330 ・Susaスーザ(suse)
susa
 【紀行:街】
−−<ポー川>−−
・Torino:トリノ(turinturin)
・Milano:ミラノ(melane)
−−<ポー川>−−
・Pavia:パヴィア(pavie)
・Lodi:ローディ
・Placenza:ピアチェンツァ(plesence)
・Cremona:クレモナ(cremune)
・Parma:パルマ(parme)
・Reggio:レッジオ(rego)


■Pontremoliポントレーモリ〜Apuliaアプリア(プーリア)

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−−−−<アペニン山脈>−−−−
・Pontremoli:ポントレーモリ
・Bologna:ボローニャ(Boloinne)
・Imola:イモーラ(ymole)
・Lucca:ルッカ(LUKES)
・Pisa:ピザ(pise)
・Firenze:フィレンツェ
・Siena:シエナ(Sene)
−−−
innocent4
【ローマ法王:イノケンティウス4世(在位1243-54)】



【シチリア王:フェデリーコ1世(在位1198-1250)=神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世】
<ローマ法王領>
・Roma:ローマ
−−−
<シチリア王領>
・Apulia:アプリア(プーリア)


■関連情報
Matthew Parisマシューパリ(1200-1259年)
本『遊ぶ文化―中世の持続 (1982年)』堀越孝一著
大英図書館ブリティッシュ・ライブラリ
http://www.bl.uk/search/【search=Itinerary+From+London+To+Apulia】
○『The Art of Matthew Paris in Chronica Majora』【Google-Books】
http://pilgrim.peterrobins.co.uk/【The Walking Pilgrim歩く巡礼】

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