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記事No : 209
タイトル 海外:トンネル事故について
投稿日: 2001/10/03(Wed) 10:22:30
投稿者

1991年8月28日 ニューヨーク市内の地下鉄脱線事故
 95・10・28 アゼルバイジャンの首都バクーで地下鉄車両が火災
 96・11・18 英仏海峡トンネルでトラック輸送用列車が火災
 99・3・24 フランス、イタリア国境モンブラン自動車トンネルで火災
 5・24 イタリア南部サレルノ近くのトンネルを走行中の列車で火災
 5・29 オーストリア・タゥエルン高速道路トンネル火災
2000・11・11 オーストリア・ツェルアムゼー・ケーブルカーで火災

http://www.sankei.co.jp/databox/paper/0011/11/html/1111side107.html
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1999年6月10日/モンブラン損害査定、今月末までに完了予定


フランスとイタリアのモンブラントンネル運営会社は40名以上の死者を出した3月26日の火災による損害に対する第一回目の査定を今月末までに行なうことを予定している。
フランストンネル運営会社Autoroutes et Tunnel du Mont Blanc (ATMB)によると、2社により選定された6人の専門家(フランス人3名、イタリア人3名)によるパネルは、今月そのレポートがまとまる予定である。同社は述べている、現段階においては、略式的でさえ推定損害を出すことは不可能である。先月中旬フランス司法局により唯一許されたトンネルへのアクセスが、今のところ損害の視覚的査察を実行できる唯一の方法である。その上当局は火災に巻き込まれた24台のロリーの残骸を撤去することを未だ認めていない。彼らは調査は終了したと理解されているが、検査官は事故現場を撮影した詳細なフィルムを依頼しており、これはいまだ実行中である。

ATMBエグゼクティブは述べている、企業関係者は、車2台の除去に2日を費やすことをベースに、一度当局から許しを得てからトンネルを一掃するには2週間かかると推測している。
同社は保険カバーの詳細については明らかにしなかったが、Assurances Generales de France (AGF)とGerling Franceが関与を認めた。AGFの子会社であるAllianz Franceはトンネル器具の損害カバーに対する代表的保険会社である。しかしグループは、契約にはトンネル自体のコンクリート構造は含まれていないと述べ、そしてまた収益ロスのカバーは含まれていないと付け加えた。
火災ではフランス領土にあるトンネルのうち長さ900メートルが被害を受けたが、その部分はイタリア企業の営業権としてカバーされる。ATMBは述べている、火災の損害現場は2つに分かれており、300メートル程離れている。まず第一は火災発生現場にあたり、第二は最初の火災により発生した高熱の影響下で火がついたその他の停滞ローリーがあった現場である。
企業は述べている、トンネルのコンクリート構造に対する損害幅を査定することはできない。損害は表面から深さ50センチにまで及ぶだろう、しかしこれは単純な視覚調査によって確かめることは不可能であった。
フランス政府は事故に対する調査もまた今月末までに終了する予定である。
仮報告では、ATMBとイタリアの運営会社の間での安全面の調整が非難されていた、そして火災は、空気がイタリア側に吸込まれずにトンネル内に吹込まれたことによってさらに悪化したと述べていた。

http://www.jeis.co.uk/news/news51.htm
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