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テルチ Telc
【r874.jpg:世界遺産のテルチ Telc広場での軽音楽】

テルチ Telc:

チェコのモラビアとボヘミヤの境には、こんな夢のような街角が、 料理・ビールがおいしい世界遺産の町があるのです。

チェコ:モラビア地方】 [北村 峠一].(Kitamura)      


●旅も8日目、シャツが・・


「シャツが匂う」と助手席の妻から注意。
 旅を始めてからほぼずっと快晴、毎日下着は取り替えているのですが、今回2枚しか持参していない長袖シャツは日焼け防止も考え日中に着、夕食時にも着替えて回転させてきたので、計算でいくと多分7〜8巡目。

 6月のヨーロッパがいくら乾燥しているとは言え、汗臭くもなるはずです。宿に着いたらまず洗濯することにしましょう。
テルチ Telc
【Telc:HOTEL Pangea】

HOTEL Pangeaパンゲア(☆☆☆)

URL:http://www.pangea.cz/
住所:Na Baste 450, 588 56 Telc,
Tel.: +420 567 213 122  Fax: +420 567 213 265
mail: pangea@telc.cz


・世界遺産テルチ旧市内への北入口にHotelがある。城まで橋を渡り30m。
・ツインルーム、(朝付)1200KC(約6.2千円)/2人。駐車料100kc/台。
・レストランはない。
・西側の人が多いのだろう、マダムは英語が話せる。
・室はこじんまりだが清潔、窓から城が木越に見える。

チェコで利用したホテル一覧
【旅用の洗濯紐、金具、はさみ、ネット】

 我が家の洗濯は、旅の間だけは「妻思いの 自己解決形」。荷物を最小にするため3セットの下着を回転させるため、毎日洗濯するのは必須なのですが、いくら車とはいえ洗濯機持参は出来ません。私が編み出した洗濯・乾燥方法を白状します。

 まずシャワーやバスに入ったら、着ていたシャツ、パンツ、靴下一式を、排水口に乗せ、足で踏みながら身体を洗います。シャワールームの場合10cmほどの水槽の縁がありますから、あふれないように気をつけながら、ボディーシャンプーや石鹸の泡を布に浸透させ、何度も足踏み。2・3度湯も流し、上がり湯のシャワーで同じように洗い流せば、汗の汚れはこれで十分?
 脱水はまず手でねじり絞り、バスタオルの間に入れて硬く絞り、腕が疲れているときは踵(カカト)で踏んで。
czech-moravia-map 【Telcテルチはモラビアとボヘミアの境】

 乾燥は持参のロープ(約5m)の両側にある金具を、部屋の中の取っ手やすき間を探し回って張りめぐらすのです。そこに衣類が重ならないように広げて掛けておくと、朝までにはかなり乾くのです。でも長袖などは厚みもあって十分には乾きませんね、雨の日なども。その場合、連泊ならバスルームや衣類掛けに吊るしておき、宿を移動する場合はネットに入れ車のトランクに放り込んでおくと、次の宿に着くまでには耐えられる状態になって、夕食には間に合うのです。

 でももっといい方法があるような気がするので、皆さんのアイデアを是非教えてください。

 と言うことで、世界遺産のテルチに着き、宿を見つけてすぐにしたことは洗濯。風呂上りでさっぱりした4時過ぎ、町の広場に出てみます。

●広場の世界遺産の建物群・・


 細長い三角形の広場は、ルネッサンス、初期バロック様式というカラフルな建物で取り囲まれています。1530年の火災の後、昨日のレドニツェヴァルチツェと同じリヒテンシュタイン家の領主の指示で、このような統一した様式に建替えられ、その見事さで1992年プラハと同時に世界遺産に登録されたのです。

テルチ Telc
【r586e.jpg:ザハリアーシュ広場nam.Zachariase z Hradce:南西側:正面市役所・インフォメーションがある。右がイエズス教会の双塔、聖ヤコブ教会、テルチ城。】

テルチ Telc
【r590e.jpg:ザハリアーシュ広場nam.Zachariase z Hradce:北東側:ルネッサンス、初期バロック様式の建物が取り囲む。1530年の火災の後の建替時にこのような統一した様式に。敷石の工事中だった】

 いくつかの見事な造形を並べてみます。このフレスコ画はスグラフィット/ズグラフィート/グラフィート/Sgraffito技法で、複数の層を重ね塗りし上の層を引っかき落として、絵をかいていく技法だそうで、長い間の風雨に耐えてきたんですね。

テルチ Telc 【r609.jpg:ルネッサンス、初期バロック様式の建物が広場に向かってアーチの張り出しでアーケードになっている】
テルチ Telc
【r606.jpg:スグラフィット方式で描かれた建物。クリックで別角度から

テルチ Telc テルチ Telc
【r611.jpg:色鮮やかな建物】
【r605.jpg:聖母マリアの柱像:18世紀はじめのペスト終焉記念】
テルチ Telc
【s854.jpg:南西の入口:ホルニー門Horni Branaと聖ドウハ教会Kostel sv Ducha】

<ルネッサンス/バロック建築様式>

・ルネッサンス建築:15〜16世紀。古代ギリシャ・ローマ人の生活・文化を再生、復活(ルネサンス)する思想のもと、イタリアで生まれた静的な均衡と調和を基本とした様式。ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエルは、ルネッサンスの三大巨匠

・バロック建築:16世紀末〜18世紀前半。ダイナミックで劇的効果を求め、見るものに強烈な感覚的刺激を与えることを目的とする様式。豊穣・重厚・装飾的。バロック=いびつな真珠が語源。ミケランジェロ、マデルノ、ベルニーニ、ボッロミーニなど

・参考資料:
 本:『西洋建築史』桐敷真次郎著、共立出版
 本:『西洋美術史』高階 秀爾監修、美術出版社
 ☆知っておきたい建築様式学入門
 ☆Googleイメージ:ルネッサンス 建築 様式  Googleイメージ:バロック 建築 様式


●この広場を見ながらの食事なら、皆さんもきっと・・


テルチ Telc
【r595e.jpg:広場の南西にあるレストラン:Pizzerieピッツェリア:のテラスから】

テルチ Telc テルチ Telc テルチ Telc
【左2枚:初日:r601/r604.jpg:Pizzerieピッツェリアで:ビール(39kc)2杯+ポーク料理(109+145kc)+キャベツのホースラディッシュあえ(35kc)*2=402Kc=2091円】 
【右:2日目:r646.jpg:教会脇のレストラン:Senk pod veziシェンク・ポッド・ヴェジーで。ビール*2+ポーク・キノコ料理+チキン料理=233.5Kc≒1215円】
 広場の一角のレストラン、この風景を見ながらのチェコビールとポークの夕食は大満足です。ここの「キャベツのホース・ラディッシュあえ」は わさび味。日本食を思い出し、気に入ってお代わりをした皿は、飛び切り辛く鼻に来るほど。ビールがさらにすすみました。

 写真右の料理は2日目の別の店ですが、ここのポークとキノコ料理、チキン料理も田舎風でうまい。日本の青ねぎそっくりのスライスは、ハーブのような付け合せでした。

 2人分、ビールも付いて初日2000円、2日目1200円でこの夕食が出来るのですからお勧め、皆さんも是非週末にでも行ってみてください。

テルチ Telc
【r599e.jpg:ガラスに映る初期バロック様式の建物が美しい】


●たそがれ時・・娘たち・・


テルチ Telc
【s875e.jpg:陽が傾く頃、広場の一角では軽音楽が演奏され、観光客や市民が聴く】

beckyベッキーに似た娘  2日目夕食の後、広場の一角で軽音楽が聞こえてきました。BLUE STARと英語で書いたプレートの前で数人のメンバーが演奏し、ボーカルが歌っているのは懐かしいポップスです。まだ観光シーズンにはちょっと早い木曜日なのですが、年配の観光客や地元の若者、乳母車を引いた散歩の夫婦連れなどが二・三十人、夕暮れ時のさわやかさの中、のんびりと聴いています。中には若い観光客なども。
 あ、美人! 「ベッキー」に似た娘がその中にいます。

 曲の合間、ベンチが開いたので座ると、そのかわいい3人娘が隣のベンチに。そしてチェコ語らしい会話の間に、なぜか英語の会話が聞こえます。多分僕たちを意識してのお誘いの会話? そこで目を合わせ、会釈し声をかけます。
「こんにちは、学生?」 「・・そうです」 ちょっと3人で考えて、笑いながら答えたので、もしかするとOLの仲良しグループかもしれません、軽いお化粧もしているし。
 すぐ隣の娘は人なつっこそう。そのむこうがタレントの「ベッキー」。一番遠いところの女の子は、ちょっとクールに「なんでおじさんやおばさんに声なんかかけるの?」 といった風。

「テルチの学校?」 「いえ、スロバキアです」
「プラチスラバ?」 この町しか知らなかったのですが、返事で返ってきたのは知らない地名。持っていたガイドブックを指差してもらい「Trencinトレンチーン」、チェコ国境の町だと判ります。

「スロバキアからチェコへは簡単に旅行できるの?」 チェコが98年からビサなしで入国できたのに対し、スロバキアは4-5年遅れていたので聞いたのですが、
「パスポートだけで簡単に」との答え。もっともこの二つの国は1993年に平和的に分離したので、行き来は最初から容易だったようですね。

テルチ Telc
【s870.jpg:スロバキアの3人娘。クール/ベッキー/ナツコ】
 若い娘たちの関心事はなかなかわからず、話題を見つけるのもちょっと大変。
「ミュンヘンへの機内には、Wカップの若いサポーターが一杯だったよ」とサッカーの話をふってみましたが、全然興味がないようです。弱い国なので当然なのでしょう。

 彼女たちが手にしていたのは、携帯電話を2回りほど小さくした、ものすごく小さなカメラ、
「どこのメーカー?」 と見せてもらうと、なんとSONYのサイバーショット。まるでスパイが使うほどのサイズで、日本でも見たことがないものでした。

「おじさんもSONYだよ、写真撮らせて?」 了解を得て撮影し、
「きれいに写っていて嬉しい」などとお世辞を言われたのがこの写真。
「e-mailある? 送るよ、これがおじさんのe-mail、HPのURLはここ。インターネットに掲載していい?」 「いいですよ」と、持っていた紙にe-mailを書いて貰いました。

 帰国後、そのメモ用紙はどこかに紛れてしまったのですが、3ヶ月ほどたって見つかり、早速写真を添付して送りますがエラーで戻ってきてしまいます。かなりガードがきついようで、結局何度かトライ後、テキストのみ(HP化したURLを書いた英文)を送ることができたのです。が1週間ほどしても返事がないので、さらにスロバキア語に翻訳しても送ったのですが。
 多分彼女たちに届いてはいるのでしょう、でも迷惑メールとして破棄か無視されている公算が大ですね。まあ一応今回のページのURLも含め再度送って見ましょう。

<関連するサイト>

 ○http://www.telc-etc.cz/telc/【telc観光ガイド。3Dmap
 ○http://www.discoverczech.com/telc/【TELC VIRTUAL TOURS/ CULTURAL EVENTSなど】
 ☆あのね【チェコ観光局:テルチTelc】
 ☆チェコウェブリング

<関連書籍・地図>

本:『チェコとスロバキア―歴史と現在』大鷹節子著、サイマル出版会
チェコに関する書籍・音楽など
チェコに関する洋書

<チェコのビール>

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<チェコのワイン>

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<関連HOTELなど>

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<この周辺、モラビア(ドナウ川流域)とボヘミア(モルダウ川/エルベ川流域)の分水に行ってみましょう・・>
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