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参考:★Mondovi周辺の宿

Vicoforte
【g952:Vicoforteヴィコフォルテ聖堂:ホテルの部屋からの眺め】

Vicoforteヴィコフォルテ

信心深いサヴォイア家が、3世紀がかりで建造した楕円形の見事なドーム聖堂。その真正面のホテルに・・

ピエモンテ州クネオ県】[北村 峠一].(Kitamura)      


●Vicoforteヴィコフォルテ・・


 このヴィコフォルテに見事な聖堂があるということは、ガイドブックに書かれていて、この付近で2泊の宿を取りたいと思っていました。


【クリックでGoogle地図へ】

Vicoforte
【h746:見事なヴィコフォルテの聖堂】
Vicoforte
【v404:Vicoforteヴィコフォルテに入ると、正面に聖堂が】

 午後1時頃、町に入ってくると正面に立派な建物が見えてきました。まずはHOTELを探しますが、やはり教会の周りは高そう・・で、丘の上の住宅地を一周してみましたがそちらには宿は見つかりません。

 聖堂の真南にあるHotel Porticaというホテルは、部屋からの景色がよさそうです。値段を聞くと朝つきで75eur/泊、ちょっと高めですが111室(日本なら2階)の窓からは、ほぼ真正面に聖堂が見事に眺められるのでここに決めます。


Vicoforte Vicoforte
【r130:聖堂を囲む建物外部=HOTEL】 【r132:聖堂に面した側:部屋は聖堂の真正面】

 Hotelの室内は、アーチの天井、ふちには装飾絵がフレスコ画で描かれています。ちょっと芋虫のようなイメージも感じますが、たぶん松飾りのようなもので、縁起物を描いたものかもしれません。

Vicoforte Vicoforte
【g987/g985:Hotelの室内は、アーチの天井、ふちには松のような装飾絵がフレスコ画で描かれている】

 この10室以上もあるHotel経営は、30代のお姉さんともう一人のお手伝いさんだけでやっていて・・大変です。いかにオフシーズンとは言え、Hotelの部屋管理(部屋・鍵管理、掃除、問合わせ・・)、軽食やスイーツやバーやアイス屋までやっていて・・本当に大忙しです。

 このHotelの朝食はほかと同じようなビュッフェスタイルですが、絶品はクロワッサン。さらにお店でも出しているたくさんの菓子パンや、洋梨などもうまいのです。

 さらに面倒見のいいお姉さんは、僕たちが近くの山や谷に行こうとしていることを知って、隣のスポーツ屋さんに連れていって紹介してくれました。おかげでルートや見所なども知ることができたのです。

 日曜日、目の前の広場にテントが建ち、骨董品の家具、パーティー用の下着、ハーブ、飾りなどを売っていました。そんな風景や、観光客など町の人たちを観察しながらのビール、軽食、ワインなどの食事は楽しいものでした。

Vicoforte Vicoforte Vicoforte
【g042b:HOTELのマダム】 【g955:Birra Morettiモレッティ・ビール】 【g979:Hotelの軽食と白ワイン】

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●Santuario di Vicoforteヴィコフォルテ聖堂・・


 奇跡を起こした聖母子「Vergine col Bambino」「Nostra Signora del Monte Gegale」に捧げられた聖堂で、サヴォイアの伯爵カルロ・エマヌエレT世によって建てられた。

 楕円形の巨大な建造物は、1596年Ascanio Vittozziが着工するも中断、Francesco Galloが再び取り組み、1733年の完成まで3世紀かかった、イタリアで最大級の大クーポラ(丸天井=高さ74m、直径36m-25m楕円形ドーム)である。すべての工事が完了したのは1832年。
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【v410:聖母子の画像】●クリックで拡大
 聖堂に入って見ましたが、ガイドブックに書かれている以上のすごさです。巨大な楕円形の円天井には、たくさんの壁画が描かれています。それぞれの人や情景が今にも動き出しそうな、だまし絵のような立体感もあります。

 当時はサヴォイアの首都はシャンベリーにあった時代、3世紀もかけて建て、描かれたた遺産が見事に残っているのです。イタリアはこんな田舎に来ても文化遺産が一杯なのです。

 2日目にもこの聖堂にもう一度立ち寄りましたが、まさにミサの終わろうとしているタイミング・・パイプオルガン、歌、たくさんの信者が集っていました。国内各地からバスなどで集合したのかもしれません。

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【g970:楕円形の天井と壁画】【g963:聖母子の画像】●クリックで拡大



Vicoforte
【g039:Hotelの部屋は聖堂の真正面】

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【g974:聖堂からHOTELなどの建物を見る。僕たちの部屋は銅像の右】

Vicoforte
【g983:北側から見た聖堂】


参考:★Mondovi周辺の宿


Charles Emmanuel I

【Carlo Emanuele Tカルロ・エマヌエレT世】
Vicoforte
Vicoforte
【g957:Carlo Emanuele T像】
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●Carlo Emanuele Tカルロ・エマヌエレT世・・


 中庭に銅像があります、この広壮なSantuario di Vicoforteヴィコフォルテ聖堂の建造物を造らせ、今ここに埋葬されている、信心深かいサヴォイアの公爵Carlo Emanuele I di Savoiaカルロ・エマヌエレT世(1562-1630:在位1580-1630)です。

 10世紀頃、レマン湖付近から発した「ウンベルト1世」のサヴォイア家が、900年あまりをかけてその領地を広げ、イタリア統一運動の核となりイタリア王になった「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世」までの歴代領主、君主、国王を年代順に列記しました。

 表の中の右の地図は、サヴォイア家の領地をあらわす歴史的な地図ですが、スイスと同じような時期に山国に発した1領主が、現在のイタリア全体の王にまでなったのですから、膨大な苦難を乗り越えて来たことが感じられます。


●サヴォイア伯、サヴォイア公国、サルデーニャ王国、イタリア王国の歴代君主・国王  ⇒★参考:サヴォワの歴史


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【13-16世紀のサヴォワ】


【1450年頃のサヴォイア公国】

Victor Emmanuel II
【イタリア統一を果たしたVittorio-Emanuele- II】
Umberto I Biancamano 「白い手」と呼ばれたウンベルト1世(980-1048)がサヴォイア家を創立。  ブルゴーニュ大公ロドルフの妻の信頼を得る。  ルドルフの後継者として頭角を現し、伯爵の爵位を獲得。  1032年、Yvoireイヴォワールの城はウンベルトが建てた説がある。
サヴォイア伯:歴代君主Umberto I Biancamano (inizia la Branca Comitale)   ウンベルト1世・ビアンカマーノ(1003-1047or1048年) ・Amedeo I detto Codaアメデーオ1世・コーダ(1048-1051or1056年) ・Oddoneオッドーネ(1051or1056-1060年) ・Pietro Iピエトロ1世(1060-1078年) ・Amedeo IIアメデーオ2世(1078-1080年) ・Umberto IIウンベルト2世(1080-1103年) ・Amedeo IIIアメデーオ3世(1103-1148年) ・Umberto IIIウンベルト3世(1148-1189年) ・Tommaso Iトンマーゾ1世(1189-1233年) ・Amedeo IVアメデーオ4世(1233-1253年)Bonifacioボニファチオ(1253-1263年) ・Amedeo IVアメデーオ4世(1233-1253年) ・Bonifacioボニファチオ(1253-1263年) ・Tommaso IIトンマーゾ2世(1253-1259年) ・Pietro IIピエトロ2世(1263-1268年) ・Filippo I (si estingue la Branca Comitale)フィリッポ1世(1268-1285年) ・Amedeo V (inizia la Branca Ducale)アメデーオ5世(1285-1323年) ・Edoardoエドアルド(1323-1329年) ・Aimoneアイモーネ(1329-1343年) ・Amedeo VIアメデーオ6世(1343-1383年) ・Amedeo VIIアメデーオ7世(1383-1391年) ・Amedeo VIII diventa Duca di Savoiaアメデーオ8世(1391-1416年) 1416年、神聖ローマ皇帝ジギスムントから公位を授かり公国が成立。 サヴォイア公国:歴代君主 1.Amadeus VIIIアメデーオ8世(1416-1440年) 対立教皇フェリクス5世(在位:1439年 - 1449年) 2.Louisルドヴィーコ(1440-1465年) 3.Amadeus IXアメデーオ9世(1465-1472年) 4.Philibert Iフィリベルト1世(1472-1482年) 5.Carlo Iカルロ1世(1482-1490年) 6.Charles (II) John Amadeusカルロ・ジョヴァンニ・アメデーオ(1490-1496年) 7.Philip IIフィリッポ2世(1496-1497年) 8.Philibert IIフィリベルト2世(1497-1504年) 9.Charles IIIカルロ2世(1504-1553年) 10.Emmanuel Philibertエマヌエーレ・フィリベルト(1553-1580年) 11.Charles Emmanuel Iカルロ・エマヌエーレ1世(1580-1630年) 12.Victor Amadeus Iヴィットーリオ・アメデーオ1世(1630-1637年) 13.Francis Hyacinthフランチェスコ・ジャチント(1637-1638年) 14.Charles Emmanuel IIカルロ・エマヌエーレ2世(1638-1675年) 15.Victor Amadeus IIヴィットーリオ・アメデーオ2世(1675-1730年) 以後1860年までサルデーニャ王がサヴォイア公を兼ねた。 1713年、スペイン継承戦争の結果シチリア王国の王位を獲得。 1720年にハプスブルク家とシチリア島、サルデーニャ島の交換を行い、  サルデーニャ王国の王位を代わりに得た。 サルデーニャ王国King of Sardinia:歴代国王 1.Victor Amadeus IIヴィットーリオ・アメデーオ2世(1720-1730年) 2.Charles Emmanuel IIIカルロ・エマヌエーレ3世(1730-1773年) 3.Victor Amadeus IIIヴィットーリオ・アメデーオ3世(1773年-1796年) 4.Charles Emmanuel IV カルロ・エマヌエーレ4世(1796-1802年) 5.Victor Emmanuel Iヴィットーリオ・エマヌエーレ1世(1802-1821年) 6.Charles Felix of Sardiniaカルロ・フェリーチェ(1821-1831年) 7.Charles Albert of Sardiniaカルロ・アルベルト(1831-1849年) 8.Victor Emmanuel IIヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(1849-1861年) → イタリア国王へ イタリア統一運動時に核となり、統一後はイタリア王家となる。 イタリア王国:歴代国王 ・Victor Emmanuel IIヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(在位:1861年 - 1878年) ・Umberto Iウンベルト1世         (在位:1878年 - 1900年) ・Victor Emmanuel IIIヴィットーリオ・エマヌエーレ3世(在位:1900年 - 1946年) ・Umberto IIウンベルト2世         (在位:1946年)⇒以降イタリア共和国 −−− ○Casa_SavoiaHistoire de la Maison de Savoie


参考:★Mondovi周辺の宿

参考:★Mondovi周辺の宿


宿:イタリア:Piemonteピエモンテ州Cuneoク−ネオ県(CN):
Vicoforteヴィコフォルテ(2泊)
<Hotel Portica:I PORTICI SNC di Menini Patrizia & C.(☆3)>


宿のマダム
【宿のマダム】
・2010年6/12(土)-13(日):2泊利用。
・Santuario di Vicoforte聖所教会の真正面のホテル。
・教会を囲むように宮殿風の建物があり、その一角。
・111室はほぼ真正面の2階の部屋。窓から見事な眺め。
・リグリア・アルプス周辺の渓谷などの基点。
・町は団体バスの客などの観光客が多い。
・ツインルーム、朝つき75eur(約8.5千円/2人)
・朝食:ビュッフェスタイル:クロワッサンなど大量、おいしい。
・軽食、コーヒー、アイスなどあり。
・ネット環境あり:宿のお姉さんがパスワードを教えてくれる。
・駐車場は建物の前・後の共有スペース。

私のお勧め度:4.0

Booking.com http://www.hotelportici.com/

・住所など:Piazza Carlo Emanuele I°,47, 12080 Vicoforte (CN)
  Tel.: 0174-563980 Fax: 0174-569027
・Email: info@hotelportici.com

Google地図

Santuario di Vicoforte
【Vicoforteが真正面の部屋】
<近隣のサイト>
http://www.santuariodivicoforte.com/【Santuario di Vicoforte】
http://www.comune.vicoforte.cn.it/【Vicoforteのガイド】

【●利用した宿Index


●関連のサイト

http://www.santuariodivicoforte.com/【Santuario di Vicoforte】
http://www.comune.vicoforte.cn.it/【Vicoforteのガイド】
http://www.birramoretti.it/【Birra Morettiモレッティ・ビール(ハイネケンブランド)】

<ヨーロッパ・旅・・・>


参考:★Mondovi周辺の宿

<関連書籍・地図>

ヨーロッパアルプスのハイキング地図、ガイド洋書  山渓など:日本語編



●北イタリアのワイン

<Monte.Moroモロ山へ・・・>

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