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Peccia/S.Carlo
【g903:ペッチャ渓谷、S.Carloサン・カルロの教会とRossoロッソ山】

Val di Pecciaペッチャ渓谷、S.Carloサン・カルロ

おいしいレストランと、山や大理石の話・・【●谷DB

スイス・ティチーノ州】[北村 峠一].(Kitamura)      


●Val di Pecciaペッチャ渓谷・・

【Pecciaペッチャから左が、Val di Pecciaペッチャ渓谷・・クリックでGoogleマップに】


 朝、Mogmoモーニョ、Fusioフジオに向かう途中のPecciaペッチャ村での分岐で、西に大きな渓谷が見え、その奥にある独特の形をした山が気になります。フジオの村ではレストランが1軒しかなく、まだ昼前だったので・・Val di Pecciaペッチャ渓谷に遠く見えた、赤い壁の家のある村に行こうと・・フジオを後にしました。

Peccia/S.Carlo
【g831:分岐のPecciaペッチャ村から、西の特徴ある山と村方向】

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●Piano di Pecciaピアーノ・ディ・ペッチャ・・


 Val di Pecciaペッチャ渓谷の先端(1034m)の集落がPiano di Pecciaピアーノ・ディ・ペッチャ。「ペッチャ谷の平らなところ」という意味なのでしょうが、南西の山の陰になってしまう村です。【●谷DB
 村の中をぐるっと廻って見ましたが、昼食ができるような店は見つからず、大規模な発電所設備の建物群があるだけでした。

Peccia/S.Carlo
【v585:Piano di Pecciaピアーノ・ディ・ペッチャ村には】

maggia-power-plant-map
【マッジャ谷の発電系統図(取水口、地下トンネル、発電所設備):Pecciaには大規模な発電所設備がある】
 右の図は、ネットで見つけた「マッジャ谷の発電系統図」です。

 Peccia周辺には、たくさんのGalleria「地下トンネル」が通じています。Presa d'acquaは「取水口」、Centraleは「発電所関連設備」でしょう。

 この図を見て驚いたのは、左上のAltstafel Griesは、Nufenenpassヌフェネン峠(2478m)から西に下りながら見える「グリース・ダム湖」。あの水がイタリア国境に沿って、延々とRobieiにまでトンネルで導かれて利用されているのです。

 水と山の豊かなスイスが、こんなにまで効率的に水を発電に使っているのです。日本はどうなのでしょう? 火力発電、原子力発電以前に、もっと水資源の利用ができないのでしょうか。





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●S.Carloサン・カルロ・・


 通過した直前のS.Carloサン・カルロという地名は、西のVal Bavona渓谷にもあったのですぐに覚えました。そしてそこに、レストランらしい建物があったので戻ります。

 店には料理のメニューや看板が貼ってなかったので、主人に、
「ヌードルはありますか・・」と聞きます。「ありますよ・・」英語が通じるシェフで、英語版のメニューを持ってきてくれました。

 まず出てきたサラダは、あっさりしたドレッシングでうまい。続いてパスタのラビオリ(ほうれん草)・チーズ、ペンネのポモドーロ(トマト)とも、ここ数日の内で食べた中では格段にうまい味でした。この谷に入って昼時になったら、是非お立寄りください・・お勧めです。コーヒーを付けて42chf(約3700円)でした。<Ristorante-Pensione Monaci>

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【g882:S.Carloサン・カルロのレストラン】

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【g887:サン・カルロのレストランのパスタはうまい】

Peccia/S.Carlo Peccia/S.Carlo
【g889/g890:S.Carloサン・カルロ村から見る:西のRossaロッサ山方面と、東のMadas山(2739m)方向】

ヨーロッパアルプスのハイキング地図
【ヨーロッパ・アルプスのハイキング地図】
  【国別地図】  【日本語ガイド本】
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●P.Della Rossaロッサ(2576m)・・


 食事のあと主人に、周辺に見える山の名前を聞くと、私が持っていたティチーノ州の1/6万の地図「Ticino Sopraceneri」(Kummerly+Frey No26)を指差しながら、周辺の山を説明してくれました。

 あの西に見える、偏平の変わった形の山は「P.della Rossaロッソ山(2576m:赤い山)」。P.Castello(2808m:城砦山)の脇にある岩山で、朝日に当たって赤く輝くそうです。

 Pecciaペッチャ村付近から見た谷の奥の山、P.della Rossaロッサ山(2576m)の岩肌と、右にPoncione di Braga(2864m)です。右上の写真はロッソ山(赤い山)の先端をズームで大きくしてみたものですが、岩の皺はまるで怪獣。鶏のような鶏冠(とさか)と小さな目が、横目でこちらを見ています。

 あの山の奥(西側)にも、ここと同じ名前のS.Carloサン・カルロ村があって、ロープウェイがRobieiロビエイまで運行しているのです。

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【v572:Pecciaペッチャ村付近から見たP.della Rossaロッサ山(2576m)の岩肌と、右にPoncione di Braga(2864m)】

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【g905:S.Carloサン・カルロ村から見る:左にPzo.Malora(2640m)、P.d'Oglie(2604m)が、正面にRossaロッサ山が見える】

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【g898:S.Carloサン・カルロ村から見るRossaロッサ山と石ぶきの屋根】

Peccia/S.Carlo
【g891:サン・カルロ村から見えるMadas(2739m)は小さい】
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●Madas(2739m)と、マッターホルンのように尖ったCorona di Redorta(2804m)・・


 東には、この場所からは前の山でMadas山(2739m)の一部しか見えないけれど、その右にマッターホルンのように尖ったCorona di Redorta(2804m)も見事で、 Coronaは王冠の意味。

 その山の向こう(東)には、Val Verzascaヴェルツァスカ渓谷先端の村、Sonognoソノーニョがある。

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【g906:S.Carloサン・カルロから少し下ったCortignelli付近から東に、マッターホルンのように尖ったCorona di Redorta(2804m:王冠)とMadas(2739m)が見事】

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●大理石の石切場・・


 Pecciaペッチャ村はスイスで唯一、大理石の石切場があるところで、折り返してきたPiano di Pecciaピアーノ・ディ・ペッチャ村をもう少し先まで走っていくと、見えるとのことでした。レストランの壁に飾ってある破片なども、そこから取って来たもの。

Peccia/S.Carlo
【g888:この山系は大理石の産地】

Mogno
【マリオボッタの教会。白い大理石、黒い花崗岩】
 Mognoモーニョで見た「Mario Bottaマリオボッタ」のサンジョヴァンニ・バッティスタ教会の白黒2色の石材も、このクリスタリーナ山系、Valle di Pecciaペッチャ渓谷で採掘されたもの。
 この谷にはスイスの彫刻学校があること・・

 などなど・・たくさんの事を話してくれました。

Peccia/S.Carlo
【g907:Cortignelli付近にあった石材店:大理石が多種置いてある】

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●アルプスの花・・


 この村周辺で撮影したかわいい花たちです。【●アルプスの花図鑑

Peccia/S.Carlo
【g895:ペッチャ渓谷サン・カルロ村の花】

<関連するサイト>

http://www.lavizzara.ch/
http://www.swisscastles.ch/
http://www.ofima.ch/de/【マッジャ渓谷の発電】
http://www.swissdams.ch/【スイスのダム情報】
http://www.panoramio.com/【Marmorsteinbruch Peccia:ペッチャ谷の大理石の石切場の写真】
http://www.natursteine-wuest.ch/【モーニョの大理石・花崗岩などを扱う石材会社】
http://www.swissinfo.ch/【マッジャ渓谷の大理石の話】
http://www.ticino.jp/【マッジャ谷のペッチャにスイスの彫刻学校】
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<関連書籍・地図>

ヨーロッパアルプスのハイキング地図、ガイド洋書  山渓など:日本語編


<ヨーロッパ・旅・・・>




●スイスのワイン検索

<マッジャ渓谷の東の谷、ヴェルツァスカ渓谷に・・>

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