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St.Gallen
【g429.jpg:ザンクト・ガレンの旧市街で・・木組み、出窓の家】

St.Gallenザンクト・ガレン

世界金融危機、新型豚インフルエンザ、AF機ブラジル沖墜落・・など騒がしい中、2009年の旅が始まる・・

スイス:ザンクトガレン州】[北村 峠一].(Kitamura)      


●危機・伝染病・核・事故・・


 今年の旅は実に騒がしい時期に出発したのです。
 まずは昨年2008.9アメリカ・サブプライムローン問題を発端にした世界金融危機。リーマン・ブラザーズの破綻以降、世界中の政府が総動員で各企業を公的支援せざるをえないほど大荒れになったのです。あのGM、クライスラーの破綻・再建へ。そんな自信を失ったアメリカは、11月大統領選挙で黒人のバラク・オバマを選んだのです。

 超高額の燃料サーチャージもこの関連で発生したのでしょう。2009.4にはかなり減額となったのですが、フライト予約を出発直前にする訳がないので、サーチャージ代5.6万円を泣く泣く払ったのです。まあ、一人分はマイレージの無料航空券だったので、このサーチャージ代だけで済んだのですが。

 2009.4頃メキシコでの流行が報道された新型豚インフルエンザ(H1N1)は、すぐにアメリカ、カナダで蔓延したのです。その想定の高い死亡率などから、日本では空港到着の国際便について「機内検疫」実施するなど、今年の旅には行けるのだろうかと心配すらしたのです。5月中には神戸大阪で学生の感染が確認され、立体系のマスクをする人の報道が増えると同時に、すべての店の在庫がなくなりました。

 2009.4.5、北朝鮮は日本上空を通過するミサイル発射実験を、5.25には地下核実験も行ったのです。人道目的の経済支援を、実はこんなところに回していたのですが、フライトはこの国のすぐ脇を飛ぶわけですから怖いですね。

 旅出発前の2009.6.1には、僕たちがいつも使い今回も乗るエールフランスのエアバスが、ブラジル沖で消息を絶ち、228人の乗客乗員全員が不明に。6.7になって最初の遺体が回収されたのです。その後の情報では落雷によるものらしく、空中分解でなく無傷で機体下部から垂直に海面に激突したとのこと。旅行中もこのニュースはTVや新聞に連続的に出ていました。

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●インフルエンザがフェーズ6=パンデミック宣言の日・・


 出発の2009.6.12、新型インフルエンザはフェーズ6=パンデミック(世界的流行病)と宣言されました。さて成田空港の状態は? と気にして、マスクを何とか見つけサイドバッグに入れていったのですが・・日本の厚生省も2日ほど前に「機内検疫」もあきらめたので、出入国管理官でもマスクをしている人はいませんでした。

 乗客の若い人の中には、何人かはマスクも見たのですが・・
 ところが僕たちの右前のシートに座った、30歳くらいのフランス女性はしきりにくしゃみ、鼻かみを繰り返すのです。皆に迷惑だから僕のマスクをあげようかとも思ったほど。結局パリに着くまで、眠っているときを除いてそんな状態でしたから・・ちょっとこっちが心配。後ろがちょうど壁の席は、風邪が後ろに当たって跳ね返るので、菌も一杯付着したのでは?

 パリ到着の前、「座席番号と今後10日間の連絡できる宿・電話を書け」との用紙が回って来て、携帯番号や予約してある最初のアパート、日本の緊急連絡先などを真面目に書いたのです。パリ発チューリッヒ行きのゲートは、普段(2D)と違いバスで行く2G。案内板が故障で、20分前の案内も出ないほど古い設備でしたが、気がついてまわりを見てもマスクは一人も見つかりませんでした。

2009年はSEAT ALTEA XLに乗って 【2009年はSEAT ALTEA XLに乗って。クリックで車情報へ】
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●チューリッヒ空港でレンタカー・・


 この空港を使うのはもう数回目ですが、レンタカーを借りるのははじめて。ハーツの空港利用税が高かったからなので、市内まで行って借りたり、近隣都市まで電車移動したりと苦労していたのです。そして最近はユーロップカー、空港利用税含みで割安なので空港で貸出しなのです。

 SEAT ALTEA XLセアト、営業所の女性が言ったように「右後ろドア付近にこすった跡」があるのを確認しましたが、確かに広い範囲。こんな状態の車を借りるのははじめてですが、凹みを修理している時間ももったいないほど、レンタカーの回転が良いのかもしれません。日本のレンター会社のお兄さんもそんな事を言っていましたね。

 一路これから3泊を予約しているオーストリアDornbirnドンビンへ。ちょっと寄り道して・・

St.Gallen地図 【St.Gallen地図、青が概略散策ルート。クリックで拡大】
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●St.Gallenザンクト・ガレン・・世界遺産の大聖堂・・


 午後2時前、ザンクトガレンの駐車場はすぐ見つかり、地下の入り口でクレジットカード。(1時間半ほどで4.80CHF≒440円)

 市内はにぎやか、土曜日のせいでしょうか、お祭りでしょうか? 中学生ほどの女の子が声をかけてきました。
「私と一緒にあの先のテーブルまで行ってくれませんか?」
 何だろうと付いていくと・・帽子をかぶった人を連れてくるゲームだそうで、行ったところには採点をするグループの女の子たちがいて・・こんな風に英語の勉強を、ゲームしながら実践で経験していくんですね。

  ザンクト・ガレン修道院Convent of St. Gallは、1983年世界遺産に登録されているので、その大聖堂を見学に。

St.Gallen
【g404.jpg:大聖堂北広場の360度:南方向】

St.Gallen
【g409.jpg:大聖堂北広場の360度:北方向】

St.Gallen St.Gallen
【g410/g4102.jpg:屋根のモザイクが美しい】

St.Gallen
【g422.jpg:正面は奥行きがあるように見せるため、低いアーチが連らなっている・・クリックで拡大】
St.Gallen
【g411.jpg:大聖堂内陣】

St.Gallen
【g413.jpg:大聖堂の天井壁画。クリックで中央天井壁画の拡大】

St.Gallen
【g420.jpg:壁面の通路を見上げると・・】
St.Gallen
【g418.jpg:この彫刻は、冠をかぶった王が右手の剣でおどし、左手に持った書状を聖職者らしき男に読ませている。MERCES OPERARI? のような文字が上に見える。クリックで拡大】

 この彫刻は、冠をかぶった王が右手の剣でおどし、左手に持った書状を聖職者らしき男に読ませているようです。MERCES OPERARI? のような文字が上に見えるので・・
 ラテン語らしいので調べて見ると<merces=賃金、operari=仕事をする/働く>のような意味らしく、「労働賃金」のような表題がついた作品らしいですね。・・安い額で働かせる支配者を戒める・・のような作品でしょうか。

St.Gallen
【g402.jpg:大聖堂から西に木組みの家並み、出窓、左手に壁絵のようなものも見える】

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●木組みの家と壁画・・


 大聖堂から西の旧市街に歩いて行くと、いくつもの木組み出窓の家並みがあります。左手に壁絵が書かれた家がありました。

St.Gallen
【g425.jpg:その方向に歩いて行くと・・】

St.Gallen
【g423.jpg:壁画部分を拡大して見ます・・この左上の絵は・・】

St.Gallen
【g4232.jpg:死神が王妃の顔に手を当て・・右下の箱のようなものを持った男の驚いたような目・・・どこかでこんな絵を見たことが・・誰の作品でしょうか、そしてその物語は?】



 死神が王妃の顔に手を当て・・右下の箱のようなものを持った男の驚いたような目・・・どこかでこんな絵を見たことが・・誰の作品でしょうか、そしてその物語は?

 帰国後、松味利郎先生の、『アルプスの谷 壁絵街道』松味利郎、中原 佑介著、京都書院1992 のp57にこの壁絵の写真が出ていて、「誕生や死を描いた商店の壁」との説明がありました。

 松味先生はアルプスエリアのほとんどの所に行かれているんですね。そしてたくさんの写真を本にして残され・・素晴らしいことです。私も出来るかぎり、少しづつ、旅先の写真紀行を残していこうと思います。

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●出窓・木組みの家・・いくつか・・


St.Gallen
【g430.jpg:赤い木枠の、オーバハングの家】

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【g427.jpg:出窓と看板】

St.Gallen
【g428.jpg:角が出窓の家・・柱はどうなっている?】

<関連するサイト>

<近隣のサイト>
http://en.wikipedia.org/
blogs.yahoo.co.jp/m_miyoko94/
http://dot.hobby-web.net/【St._Gallen】
http://www.pictures-switzerland.com/【写真】

<ヨーロッパ・旅・・・>


<関連書籍・地図>

ヨーロッパアルプスのハイキング地図、ガイド洋書  山渓など:日本語編

<関連HOTELなど>

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