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ファルツァレーゴ峠で:南東にそびえるMonte Averau(2648m)
【峠の南東のMonte Averau(2648m)は、Giau峠との中間に位置する。
ファルツァレーゴ峠のレストランから】

ドロミテ中心域の峠
【ドロミテ中心域の峠。オレンジ色は州・県の境。
赤がドロミテ街道(48号線)】

Passo di Falzarego
ファルツァレーゴ峠(2117/2105m)【●峠のDB
Passo di Valparola
ヴァルパローラ峠(2197/2192m)【●峠のDB
 猛烈な雨、ヴァルパローラ峠を通過しても、どこに頂上があったのかすら気がつきません。撮影はまたの機会に・・

 高山病でしょうか、気圧や平衡感覚の変化に追従できないのでしょうか。以降、高い峠の連続急上昇・急降下は慎むべきことを身にしみて感じます。
ドロミテ:AmpezzoアンペッツォFanesファネス・エリア】  [北村 峠一].(Kitamura)      


 Fedaiaフェダイア峠(2057m)から、またも一気にRocca-Pietoreロッカ・ピエートレ(1143m)まで降り、私の耳の奥が、さらに頭までもがジーンと重い症状になりはじめます。妻のほうは下りだすと症状は軽くなるようですが、早く宿に帰りたい気持は一緒です。空もさらに暗くなり、雨が追っかけてきています。

 この先、ファルツァレーゴ峠への登り道は2つあり、一方はすぐ左折・北上するローカル道(641号線)、もう一方は2kmほど南に走った後北上する主要道(203号線)です。一瞬迷いますが、まだちょっと気持に余裕があったのでしょう、
「主要道は、明日Bellunoベッルーノに向かって走る予定」と思ったのか手前のローカル道を選んだのです。こんなときの判断は大間違い、すごいジグザグの急坂、耳の重さと同時に、運転しながら車酔いのような気分にすらなってきたのです。

 でも高度が上がるに従い私のほうは少し復調し、時々谷の向うに見える特徴のある形の残雪の山(M.Civettaチベッタ:3218m)を撮影したのですが、この区間で撮った写真はこれ一枚きり、ビデオもありません。
ファルツァレーゴ峠への道 falzaregod
【ファルツァレーゴ峠への道。緑が走行した道】 【54.jpg:M.Civettaチベッタ(3218m)を谷を登りながら幾度も見る】

 さらにファルツァレーゴ峠直前の勾配は恐ろしいほど、かつ九十九(つづら)折。もう10年ほど、毎年アルプスの峠を走ってきましたが、この連続するカーブ、上り下りが原因だろうと思われる、高山病(?)、航空性中耳炎(?)、車酔い(?)は初めてのしんどさ、運転への嫌悪感すら体験したのです。そして、やっとファルツァレーゴ峠に到着できたのです。(15:20) 【●峠のDBへ

falzaregod
【55.jpg:ファルツァレーゴ峠から西の展望。右(北)がヴァルパローラ峠への道】

falzaregod
【57.jpg:ヴァルパローラ峠への道が、教会の左上に見える。多分ほんの少し先?】

 峠の茶屋でコーヒーを飲み、トイレで顔を洗い冷やし・・・(16:00頃)

 車に戻るときから、ものすごい土砂降りになります。峠への道は前もってわかっていたので、ワイパーを激しく動かしながら、道路の右の縁石を見、「大きなゴロゴロした岩だらけだなー、まだゆっくりした登り道だなー」と思っているうちに、いつの間にか下りに入り、時々切れる濃い霧・雨の間から下の渓谷が見え始めます。すでに峠を越えてしまったのです。そして朝宿を探したS.Cassianoサン・カシアーノ付近まで降りてきたのです。


<Passo di Valparolaヴァルパローラ峠(2197/2192m)に関する情報【●峠のDB】>

 残念ながらビデオすら撮影していません。以前見つけておいた「ヴァルパローラ峠付近からファルツァレーゴ峠をを見下ろす構図」の絵葉書、宿・村のパンフレットの「峠付近から、ラ・ヴィッラ、バディア渓谷を見下ろす」写真を紹介します。この風景を目で見るのは次回のチャンス、天気のよい日までお預けです。【●峠のDBへ

valparola valparola
【古い絵葉書から:ヴァルパローラ峠付近から、ファルツァレーゴ峠を見下ろす構図。ファルツァレーゴ峠の南東に台形に見える山はMonte Averau(2648m)。Giau峠の北側に位置している】 【ヴァルパローラ峠、ファルツァレーゴ峠付近の峠道の平面図】

valparola valparola→La-Vill
【パンフレットから:峠付近から、ラ・ヴィッラ、バディア渓谷を見下ろす】 【ファルツァレーゴ峠、ヴァルパローラ峠、ラヴィッラの勾配図】


 16:30頃、La-Villaラ・ヴィッラの宿にやっと帰ってきました。朝予約し、チェックインしてあったので、すぐに夕食まで寝ます。妻の高山病のような頭痛と寒気は、3時間ほど経った食事時間までにかなり回復しましたが、私の不快感(航空性中耳炎?と車酔い?)は、ビールを飲んだ夕食時も、風呂に入っても直らず、翌朝にやっと少し回復します。

 今日一日の行程は、5時間半・93kmの連続峠道ドライブ。海抜1100mから2200mほどの間を4回昇り降りしたのです。くねくね曲がる峠道で平衡感覚が異常になり、高山病のような頭痛・寒気、気圧が急に変化し追従できない耳鳴り・頭痛の状況でした。

 以降、高い峠をいくつも連続して急上昇、急降下するのは慎むべきことを身にしみて感じます。今回の旅の目標「ドロミテのすべての峠を、くまなく走り尽くす」ことはここで断念しました。夜遅くまで続く激しい雨音を聞きながら「一日にせいぜい2-3峠、残りは次回以降の旅に回す」という大きな計画の変更をしたのです。


<翌朝、La-Villaラ・ヴィッラ村を散策します。雨にしっとりと濡れたお花畑です。>
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