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Culac -Sella del クラック峠(2018m)
 セッラ山塊の斜面にそって、ガルデーナ峠から西に延びるルート、そこにちょっとした峠が。【●峠のDBへ

 なぜここに?あの先のセッラ峠、クリスチーナの町をつなぐ街道を考えると・・
ドロミテ:SellaセッラSassolungoサッソルンゴ・エリア】  [北村 峠一].(Kitamura)      


 ガルデーナ峠から山に沿った道を3kmほど西に行ったあたりに、大きなカーブが現れます。これがSella del Culac クラック峠(2018m)です。峠同好者の一部の書籍に出てきた峠、どんなところか興味のあったところです。

 正面(西)のサッソルンゴの雲もほとんど切れ、左にはセッラ峠付近の低い場所も見えています。左手(南)の、Gruppo di Sellaセッラ山塊の岩が張り出してきているので、ここに若干高い場所が出来たのでしょう。 【●峠のDBへ

 同じようにこの素晴らしい風景を眺めている夫婦がいます。ドイツ・ミュンヘンから来たとのこと、僕たちもミュンヘンでレンタカー借りて・・・と、峠のドライブを楽しんでいるもの同士の雑談です。

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【21.jpg:Culac峠から西を見る。あの低いあたりがセッラ峠。サッソルンゴのもほとんどパーフェクトに見えています】

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【09.jpg:Culac峠の東方面。2086mのPiz.Culacとのあいだに峠道ができている】

 少しこのSella del Culac クラック峠の位置や海抜などを調べてみました。
・詳細な地図に2000mの等高線を書いてみると、ガルデーナ峠(2121m)から最初にジグザグの道で2000mほどのところまで急激に下ります。そのままほぼ等高線に沿って西に行き、このPiz-Culac山(2086m)の張り出し、セッラ山塊からのちょっとした飛び地の間に道が出来ているのです。(下の地図参照)
・サイクリストが作っている海抜のグラフで見ると、確かにほんのわずかこのあたりの海抜が高いことがわかります。(下のグラフ参照)

【2000mの等高線とCulac峠の詳細位置】 【ドロミテ中心域の峠。オレンジ色は州・県の境。
赤がドロミティ街道(48号線)】

【Culac峠の勾配は?】

 なぜこのPiz-Culac山の北側に、Culacクラック峠のように一度登らないですむルートを作らなかったのでしょう。

 以下私の推測ですが、
・当時の人の行き来が、一つはCanazeiカナツェイ(セッラ峠)からLa-Villaラ・ヴィッラ(ガルデーナ峠)に行くルートの必要があり、
・もう一つがSt.Christinaセント・クリスチーナと前の2地点を結ぶルート。
・この3点を接続する分岐点をどこに持ってくるかを考えたとき、あまり海抜の低いところにルートを作るとセッラ峠〜ガルデーナ峠のルートに高低差が大きすぎることが想定できます。
・そこで山の斜面に極力同じ高さを維持する道を作り、そこにCulacクラック峠があったと考えるのですが、皆さんはいかがでしょうか?

 先に通過したガルデーナ峠から、このCulacクラック峠がどう見えていたかを再度確認しましょう。峠道が山の斜面に見事なラインを作っています。あの白い線が丘を越えたあたりに、このクラック峠はあるのです。

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【d14.jpg:Culac峠の位置は、道路が見えなくなっているあたり】


<12時を過ぎました。つぎはあそこに見える、1997年に通過したセッラ峠です・・・>
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