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val-badia

Alta Badia アルタ・バディア(Val Badiaバディア渓谷)、Corvaraコルヴァーラ
 Santo Freinademetz 聖フライナーデメッツはこの地で生まれ・・

 中国の貧しい村で30年もの宣教をし、その地で・・今、ドロミテが生んだ聖者として。
ドロミテ:Odleオードレ・エリアFanesファネスSellaセッラ・エリア】 [北村 峠一] .(Kitamura)      


 昨夜は本来ならLa-Villaラ・ヴィッラまで走っている予定だったのですが、San Vigilio サン・ヴィジリオ泊まり。普通の日より早めに出発しなければならないのに、またも教会や散策でちょっと出発が遅れます(9:10)。さらにガソリンのメータが約半分になったので給油(21.79L=21Eur≒2.8k\)。

 疲れて走った昨日のVal-Badiaバディア渓谷とは、まるで違う快適な道は、途中Pedraces村付近で急に眺めが開けてきます。 谷の向うはS.Leonardo/St.Leonhardサン・レオナルド村、きれいなスキーゲレンデが丘一杯に展開しています。さらにその東の高い山は、Cma Dieci Zehenerspitze(3023m)を始めとする、Kreuzkofel-Gruppe山塊でしょう。

val-badia
【d81.jpg:Val-Badia:Pedraces村。谷の向うはS.Leonardo/St.Leonhard村】

val-badia
【014.jpg:ドロミテの聖人Santo Freinademetzのカンバンがある】

●Santo Giuseppe Freinademetz 聖ジュゼッペ・フライナーデメッツ のこと
・1852年、このPedraces村で生まれる。その生家が残っている。
・1879年以降中国で宣教し、30年後の1908年、中国で死去。
・1975年、聖人となった。

・ドロミテエリア(ALTA BADIA、S.Luciaなど)のあちこちの教会には、この聖人の写真が貼ってある。

 ○http://www.altabadia.org/summer/content.asp?L=3&M=5726【彼の生家の村のこと、生涯の活動のことなど】
 ☆http://www.svdjpn.com/history/founder.html【神言会:創立者と宣教師たち:ヨゼフ・フライナーデメッツの宣教活動のことなど】
【●アルプスの聖者】も参考に。
 道のかたわらに、中国人のような人と子供たちが描かれています。Santo Freinademetzという名前も書かれています。この後、ドロミテエリアのいくつかの教会、礼拝堂で彼の絵・写真を見ました。

 帰国後調べると、中国で長く宣教した聖フライナーデメッツ(1852-1908)の生家が、このPedraces村にあり、ドロミテ出身の聖者としてこの地域の人たちにも崇められているようです。


−−−−
 10時、La-Villaラ・ヴィッラに到着。インフィメーションがちょうど開いた時間だったので、一周して帰ってくる宿を決める事にしました。

<宿の確保はできたのですが、またも時間をロスし、さらに宿を確保することが良かったのかも疑問です。・・・以下宿確保までの状況>

・La-Villaのインフォメーションで、若い英語のできる娘がてきぱきと、開いている2-3星の宿リストを打ち出してもらう。
・そのリストと地図で、安そうで、便利そうな宿を当たることにします。
 1つ目:La-Villaのペンション=やっと出てきたおばあさんは、イタリア語わかる人だけ(?)と断られる。
 2つ目:S.Cassianoまで数分走って、最初のホテル=朝早かったためか、呼び出しても出てこない。
 3つ目:さらにS.Cassianoの中心のホテル=出てきたおばあさんはイタリア語のみ。英語のできる若者を呼んだが酒臭い。どうやら酒飲みながら宿のメンテナンスをやっているようで、今日はCloseだとのこと。
 4つ目:またLa-Villaに戻ってきて=町の外れHotel-Doromitiでやっと決まります。

【ドロミテ中心域の峠。オレンジ色は州・県の境。
赤がドロミテ街道(48号線)】

【青の線を反時計回りに一周ドライブ】
 いよいよ今日は、ドロミテの中心の峠を一周するドライブです。
 走ろうとしている概略ルートは、
 La-Villaで右折→Corvara右折→Gardinaガルディーナ峠→Culacクラック峠→Sellaセッラ峠→Canazei左折→Fedaiaフェダイア峠→Rocca左折→Falzaregoファルツァレーゴ峠→Valparolaヴァルパローラ峠→La-Villaに戻るルートです。

 ドロミティ街道(48号線)は7年前に走ったので、Pordoiポルドイ峠には立ち寄らず、Campolongoカンポロンゴ峠は、明日Bellunoに行くときに通過を予定。それで、この図のエリアの峠はすべて通過したことになるはずなのです。

 チェックインにパスポートのCopyをとって・・・やっと出発できたのが11時。本来ならここに宿を取り8:30頃には出発だったはず(2時間半遅れ)、少し急ぐところなのですが・・・

 今日の峠一周の予定走行距離は70kmと読んでいたのです。たいした距離ではないはず、ゆっくり走っても2-3時? 宿の人に聞いても3時間もあれば・・・ところが、実際の距離は、峠のジグザグなどでか約100km。時間も5時間以上かかり、他の要因(これが大きい)もあって、へとへとになってこの宿に帰ってきたのです。

 もしかすると、宿を決めてなかったほうが、「途中で疲れたときに宿も確保でき、その先の峠は翌日に回せる・・など で」よかった可能性が高いのです。でもその時は、「軽いものだ」とすっかり思い込んで・・・

val-badia
【033.jpg:Corvaraコルヴァーラの分岐を右に】

gardena
【d88.jpg:Corvaraコルヴァーラの西ColfoscoコルフォスコからのSellaセッラ山塊。素晴らしい岩の造形に、停車撮影の間隔と時間が馬鹿にならない?】
●<周囲のWeb-Site>

 ○http://www.altabadia.org/【Altabadiaの観光ガイドは充実している】
 ○http://www.altabadia.it/【Hotelなどの観光ガイド】
 ○http://www.dolomitisuperski.com/altabadia/【Dolomiti Superski】
 ○http://www.dolomititour.com/badia/【Val-Badia】
 ○http://www.eurosci.it/attach/LOC/12/corvara-altabadia.jpg【Corvara周辺のパノラマ地図】


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【050.jpg:チロルのジャケットを着たおじさん・・連続写真・・こんなビデオも撮っているので、ますます・・】

 Corvaraコルヴァーラ、Colfoscoコルフォスコ、ちょっと走るだけでSellaセッラ山塊の形が変わるのです。その素晴らしい岩の造形に見とれ、撮影と・・時間がいつの間にか経っていき・・・


<この先は、ドロミティで一番の眺め? ガルデーナ峠・・・>
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