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記事No : 190
タイトル フランスアルプス縦断本番
投稿日: 2001/09/04(Tue) 23:17:16
投稿者romeosierra

フランスアルプス縦断の旅(2)
実施日;2000年9月24日〜9月29日(最終日は移動日)
使用車 BMW525i (ガソリン 2500CC)5速マニュアル

1日目(9月24日);シドニー・オリンピック。高橋尚子さんの晴れ姿をテレビで見て一眠りして出発。
Colmar フランス高速道路―ドイツ高速道路―Basel―スイス高速道路―Bern―Fribourg―Bulle―一般道路―Gruyeres(昼食。映画『エイリアン』のエイリアンのデザインを担当したギーガーの個人美術館がある)―Col du Pillon(1546m)―Leysin

LeysinではkitamuraさんのHPにあるシャレー泊(★★)(Gruyeresから電話予約)、本来のオーナーが迎えてくれた。マダムのPCからkitamuraさんにE-mail。夕食に町に出たけれどどこも開いていない。郵便局近くのレストランに入ったら地元の人がビールを飲みながらカードしていたりして違う雰囲気、それでも行く所がないので食事したい旨告げて待っていたら、店の奥に案内された。店の奥はまともなレストラン(★★★)、若い女性のシェフの料理もすばらしく、野生きのこのリゾットなどは見事な一品だった。
走行距離 312Km

2日目(9月25日);Leysin―Evian(大歓楽地)―Thonon−(昼食)―Tanings−Cluses―Sallanches(モンブランが見える町)―Megeve(モンブランの展望で食っている村)―N.D.de Bellecombe(ゼラニウムの花に埋もれていた)―Col des Saisies(1850m;大スキー場;ここから下る道が工事中の迂回路で大変だった) ―Beaufort(750m)−Cormet de Roselend(1968m;フランスには珍しい荒涼とした無人地帯が延々と続く)―Bourg St. Maurice―Seez(Petit St Bernardとd’Iseranの分かれ道)―la Rosiere(1850m)

la Rosiere は Col Petit St.Bernard のフランス最後の集落でスキー場。たった一軒開いていた小さなホテルレストラン(★飛び込み)。夕食のブロシェットが高さ1m近いスタンドからぶら下がって出てきた(★)。セント・バーナード犬の皿が可愛かったので一枚売ってくれないかと頼んだけれどにべもなく断られる。ホテルからイズランの谷がかなり奥まで見通せた。
走行距離268Km

3日目 (9月26日);la Rosiere―Col Pettite Sanbernard(2188m;イタリア国境のせいか対戦車壕など軍事施設が目だった)―Seez―Val d”Isere(スカイ・スクレーパー建ち並ぶ大スキー場も;ヨーロッパNo.1という人多し;季節はずれでゴーストタウン)―Col d’Iseran(2764m;登り道にマーモットがうろうろしていて危ないくらい。頂上に新雪があった)―Bonneval(季節はずれで何も開いていなかった)―Lansleboug Mont-Cenis―Col de Mont-Cenis(2084m;片道;頂上に人造湖があり、最高点がどこか判らないくらい平ら;ピクニックで昼食)― Lansleboug Mont-Cenis―St.Michel―Col Telegraphe(1566m)―Valloire−Col Galibier(2648m;エクラン山地の展望見事―La Grave―le Chazelet(エクラン、特にラ・メイジェの展望台;Loutaret側だとLa Graveの手前のトンネル入り口から登る)―La Grave

こんどは見事に晴れていて4年前の敵討ちができた。ホテル(La Meijette★★★;飛び込み)の部屋も最上階のベランダ着きで暗くなるまでラ・メイジェを見ていた。夕食のレストラン(★★)は道路の反対側の低い所だけれど山が良く見え、朝食レストランは本館内だけれどやはり山がよく見える。
走行距離253Km

4日目(9月27日);La Grave―Col Lautaret(2058m)―Brianson―Col d”Izoard(2360m
;ピレネーのTourmelet峠と共にツール・ド・フランスが必ず通る峠、丁度1950年代の設定のツール・ド・フランス物映画の撮影中でしばし足止め。映画用の随伴車や応援の人も全部古めかしい格好)―Chatau Queyras―Ville Vielle(昼食;ハンニバル伝説が残る村)―St Veran(2024m;フランスで人が定住している最も高い村)―Col Agnel(2744m;イタリア側の標識では2748m;片道、行かなかった南斜面の坂道は凄そうだった)―Vielle Vielle―Guillestre―Col de Vars(2109m;北側は大スキーリゾート、南側は荒れた急斜面;羊の大群に合った)―Jausiers―Barcelonnette

どこかイタリアを感ずる町、Barcelonnette のアステカ・ホテル(★★)に投宿、メキシコでの織物業で財をなした人のお屋敷で、インテリアもメキシコ風。(ツーリストインフォで紹介してもらった。駐車場あり)
町のイタリアレストラン(★)で日本語が判る60歳位の一人暮らしという人に合う。会話が日、英、仏のちゃんぽんで進む。仕事で何度も日本に行った人。Barcelonette周辺は風の具合が良く、グライダーやパラグライダーのメッか、そのおじさんも引退後趣味のグライダーに専念する為ここに住んでいる。また、彼によると Bonette峠群では日本の自動車メーカーが新車のテストを良くやっている。
走行距離214Km

5日目(9月27日);Barcelonnette−Jausiers−Col de Rostefond(2678m)―Col des Granges(2715m,Bonnette)−Cima de la Bonnette(2805m)―St.Etienne―Isola(昼食;自家菜園でとれた野菜のサラダが売り物)―St. Sauveur(ここで南下を止め、東に向かって横走り開始)―Roubion(岩に貼り付いた村、平家の落人部落?)―Col de Coullole(1678m)―Valberg−Peone−Guillaumes−St.Martin d’Entraunes(北上開始)―Col la Cayolle(2326m;最後の峠、やったという達成感あり。)―Barcelonnette−Gap−Col Bayard (1248m;街道の片側2車線峠;パワーに物言わせて、どけーっとばかりに駆け上がる)―Chauffayer

Bonetteから南を見下ろした時、メインの峠の東側に標高は低いけれど道は凄そうな走るに『よさげ』な峠が見えた。Bonetteを南下すると殆どのコースで右側が切れ落ちている道になるせいか運転手も同乗者もなんとなく怖い。Bonetteの頂上北側にも対戦車の軍事施設の廃墟があった。
ナポレオン街道の村に投宿。大きなホテル(★)レストラン(★)(飛び込み)だったけれど客はまばらだった。
走行距離289Km

6日目(9月28日)
Chauffayer―La Mure―Col St.Sebastian(926m)―Clelles(センチメンタルジャーニー)―Grenoble―高速道路(昼食)―Geneve−Lausanne−Yverdon(Neushatel湖のほとり、高速降りる)−St.Croix(1069m,ジュラ産地、Col des Etritsの頂上の町。からくり人形とオルゴールで名高い、;ガイドツアー付き専門博物館がある、スイスのみやげ物屋にある寄木細工の超高価オルゴールの産地)―Fleurier−Neushatel―Bern−Basel−Colmar

4年前に旅した地域に寄ってみた。スイスに入ってから思い立ってSt.Croixに寄る。オルゴールのくせに2000スイスフランとか平気で言う。
走行距離682Km
全走行距離2018Km、内アルプス山中約1000Km

ミシュランの緑ガイドを忠実に辿ってみました、というコースです。9月末という実施時期は、宿泊や食事という点でどこも開いていないという危険があるのと、降雪の可能性がゼロとは言えないという事から少し遅すぎると思います。この点minakata hさんの9月始めという時期の様子を伺いたいと思います。
以前にもYAHOO掲示板に書きましたが、このコースを北上してみたいと思っていましたが、とりあえずお預け、日本からの海外旅行の際にという事になりました。
Col Agnelの南斜面もminakata坂を走破した今、一番行ってみたい峠道ですね。kitamura師匠、早くハンニバル研究現地調査に行きましょう。


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