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Trebonトシェボニュ
【dv009.jpg:Trebonトシェボニュ:新婚さんのウェディングカーは、白いドレスの人形の日産ムラーノ】

Trebonトシェボニュ

美しい町と笑顔のかわいい娘。日産車もこんなところで頑張っている・・

チェコ:ボヘミア地方】[北村 峠一].(Kitamura)      

●Trebonトシェボニュ


 2泊したテルチから、昨日回った分水嶺のルピナスの花街道を西へ。

 40kmほどで途中通過する町の名前、「Trebon」の字からフランス語の「tres非常に+bon良い」を連想し、幹線道路からその旧市街に立寄ってみます。

大きな地図で見る 【Trebonはチェスキーブブディヨヴィツェの東24km】

Trebonトシェボニュ
【Trebonトシェボニュの旧市街:左上から城内に入り、中央広場の右に駐車場。:Webガイドから
 林の中を過ぎ町の城門を入ると、教会脇の町のたたずまいは想定していたとおり素晴らしいものでした。

 駐車場は一度町の門を出たところに誘導されましたが、ここは有人の駐車施設でした。後で清算できるのでゆっくりと街を見て回れそうです。

 城の周りの水掘に立つっている大きなヒップの女性像、なかなか良いデザイン。これで水が澄んでいれば一緒に水遊びをしたくなる子供もいるでしょう。

 旧市内の地図

Trebonトシェボニュ
【s907e.jpg:幹線からちょっと離れ、気になった名前のTrebonの町に立寄ってみる。北西の城の門をくぐり、教会脇から旧市内へ】

Trebonトシェボニュ Trebonトシェボニュ Trebonトシェボニュ
【s913.jpg:ボヘミアの民族建築様式の建物もある】 【dv987.jpg:城の堀に立っている彫刻は人魚?】 【dv993.jpg:東にある旧市街の城門】

 城の門をくぐって入った中央広場の建物群は、今朝までいた世界遺産のテルチの町にも劣らないほど。さらに観光客も多いし、商店の数、スーパーの品数などみると、こちらのほうが一回りランクが上の町に感じます。

Trebonトシェボニュ
【s900e.jpg:旧市内広場南側:右手の塔の下にインフォメーションがある】

Trebonトシェボニュ
【r690e.jpg:旧市内広場北側:この町もテルチのようにルネッサンスとバロック様式】

Trebonトシェボニュ
【r692.jpg:インフォメーションの娘と日本語のチェコ観光案内書】

●Infomasionの娘に日本語の本をプレゼントされ・・


 みやげ物屋へ入ると色々そろっていて、グラスや幼児への本など楽しいものが一杯。妻が買うものに迷っている間に私は町の地図を貰いにインフォメーションに入ってみます。

 そこに居た人懐っこい娘は、地図と英語の町紹介のパンフを出してきた後、
「どこの国から?」 日本からと答えると、
「ちょっと待っていて」 とニコニコしながら隣の部屋から、100冊以上もの本をビニールでパッケージしたものを重そうに持ってきてくれます。

 なんだろうと見ていると、そこから出てきたのは厚さ1cmほどもある日本語のチェコ観光案内書、それをプレゼントしてくれたのです。日本人はまず来ないだろうこの町のインフォメーションに、こんなに大量に日本語の説明書があっても困りそうですね。是非皆さんこの町に立ち寄って、資料を貰って下さい。

 この町のページを開いてもらい、ついでに日本から持ってきた疑問を質問します。
「Trebon」の意味はフランス語の「tresbon:とても良い」のような意味はあるのですか?」 彼女は笑いながら残念ながらそんな意味は無いとのことでした。でも十分に美しい町です。

 笑顔のかわいいこの娘さんを記念に撮らせてもらいました。

●新婚さんと日産ムラーノ・・


 駐車時間の制限がないので、ゆっくりと妻の買い物に付き合い、グラスや絵本などの土産小物の買い物に付き合い、支払いをしていると、広場で楽しそうなアコーデオンの音色が響いてきます。ちょうど結婚式を終えたカップルと、親戚、友人などが建物から出てくるところでした。

 美人の花嫁は、緊張気味でちょっと自信なげの花婿を一生引っ張っていけそうな雰囲気ですね。 お幸せに。

 そして彼らの横にある、新婚記念に用意された白いドレスの人形で飾り立てられた車は、なかなか良いデザイン、ピカピカの新車です。なんという名の車かとプレートを見たら「NISSAN-MURANOムラーノ」。日産の車は、ここチェコでは余り見ないのですが、ウェディングカーに採用されたということは、若者たちにこのSUV車のデザインが気に入られていると言うことなのでしょう。

Trebonトシェボニュ Trebonトシェボニュ
【rz503.jpg:グラス小物などを土産に】 【s902.jpg:広場に面した建物から、アコーデオンの音楽の中、新婚さんがちょうど出てきた。】

Trebonトシェボニュ Trebonトシェボニュ
【dv025.jpg:美人でしっかり者の新婦と、緊張気味の新郎】 【dv008.jpg:ムラーノ(MURANO・・ヴェネツィアのムラーノ島からきている】
SKODA

●チェコの車は・・

・2005年のチェコ国内の自動車販売シェアは、
 Skoda46.0%、Renault7.6%、Volkswagen5.0%、Ford4.3%、Peugeot4.8%、
 Opel4.1%、Citroen3.8%、Fyundai3.8%、トヨタ3.0%、Fiat2.0%  (by ya ahoj Czechヤーホイ!チェコ)
Skodaシュコダ:創業100年という歴史のあるトップ自動車メーカー →マーク
・トップ10に日産は出てこない。

Trebonトシェボニュ Trebonトシェボニュ Trebonトシェボニュ
【r699.jpg:Schwarzenberkoveロジュムベルグ家のトシェボニュ城】 【s905.jpg:アーチの鉄格子が美しい】 【r693.jpg:聖母マリアの柱像と1638年建造の市庁舎と塔】

●養豚の村?


 城の庭と旧市街を少し見てまわり、駐車代金2時間24KC(約120円)を払いもとの幹線道路に戻ります。

 ぽかぽかとしたのどかな昼時、郊外の木陰のあるわき道に車を留め、パンと果物の昼食をしていると
  ・・急に風向きが変わり・・「強烈な匂い攻撃」 絶対皆さんも耐えられませんよ。

 あわてて退散、約5分ほど走って来たのがこの場所・・さっきの匂いが車の中にしみこんでしまったのか、若干まだほのかに匂っていたのですが・・
 食事後、周辺を歩いてみたら、やはり道路でもほのかに香っているのです。多分このあたり、養豚の村なのでしょう。子豚の丸焼き料理の匂いなら、何度でもかぎたいのですが。

●チェコの豚・・
・食肉生産量(万トン):

 ・牛肉 10、豚肉 41、鶏肉 22、他4
 (2003年:by農水省)
  と豚肉が53%以上

・子豚の丸焼き:
  豚の丸焼き料理はおいしそう。

Trebonトシェボニュ
【s915.jpg:郊外の木陰で昼にしたら匂いが・・でこの場所に移動して来たのだが・・やはりほのかに】

Trebonトシェボニュ Trebonトシェボニュ
【r700.jpg:農家のたたずまいはいいのだが、納屋には養豚が多いのか】 【dv983.jpg:ちょっとクラシックな形の電気機関車】

●この町は「すべて満室」と、自信一杯に言われ・・


 中都市Ceske Budejoviceチェスキー・ブディヨヴィツェの市内を通り抜け、世界遺産のCeske Krumlovチェスキー・クリムロフで・・

「城内・市内はもちろん数km先に行かないとホテルは空いていないよ」
 6月第3の金土日は「バラの祭り」という、年間でも最大規模の祭りの日に当たってしまったようです。しかたなくヴルタヴァ(Vltavaモルダウ)川に沿ってさかのぼり、宿を探しますが、見えるのは川を下るカヤック遊びの若者たちと、運搬する車だけ。さらにその先は林、牧草地、麦畑、そしてたまにある農村集落。

Trebonトシェボニュ
【dv040.jpg:左側のモルダウ川に沿ってさかのぼるが、宿らしいものはなく、】

Trebonトシェボニュ Trebonトシェボニュ
【dv042.jpg:Zatonske-Cvoryに1軒あったのは、カヌーのレジャーハウス】 【dv033.jpg:右にSvetlikに入っていくが、まるで森林? の中】

<関連するサイト>

 ○http://www.trebon.cz/【Trebicガイド:歴史など】
 ○http://www.itrebon.cz/【Trebic観光ガイド:歴史など】
 ○http://de.wikipedia.org/【Trebic:wikipedia】
チェコウェブリング

<関連書籍・地図>

 本:『物語チェコの歴史―森と高原と古城の国』薩摩 秀登 (著) 、中央公論新社
 本:『チェコとスロバキア―歴史と現在』大鷹節子著、サイマル出版会

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<関連HOTELなど>

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<さらにモルダウ川を、オーストリー国境方面にさかのぼって・・>
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