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Avignonアヴィニョン

この地を進軍した状況ハンニバルは?

 アルルからローヌ川に沿った進軍ルートの風景、そしてサン・ベネゼ橋・・

フランス:オクシタニア地方(Gardガード(30)県)〜 PAコート・ダジュール地方(Vaucluseヴォクリューズ(84)県)】  [北村 峠一].(Kitamura)      



【アルルからアヴィニョンへ】


【赤線:走行ルート:ローヌ川を上流へ 】

●2019/6/19(水) ・・


3泊したArlesアルルを出発、ハンニバルの進軍ルートに沿ってローヌ川を上流に向かいます。

ローヌ川を渡ったと推定される地点は、以下のように歴代たくさんあります。(G-p135-138)
 ・Furquesフルケ〜Arlesアルル説(1904年〜)
 ・Beaucaireボーケール〜Tarasconタラスコン説(1830年〜)
 ・Roquemaureロケモール説(1816年〜)
 ・Laudun-L'ardoiseラルドワーズ説(1902年〜)
 ・Pont-St-Espritポン・サン・エスプリ説(1887年〜)
 ・Bourg-Sant-Andeolブール・サン・タンディオル説(1969年〜)
 ・LoriolRoquemaureロリヨール説(1794年〜)

そこでなるべく多くのポイントを遡るため、ローヌ川の西岸/東岸を何度も横切るルートを走ります。
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●Arlesアルル〜Fourquesフルク/フルケ(ローヌ川の西岸)〜


ローヌ川
【アルル市内:ローヌ川】

プティ・ローヌ川
【アルル市内の境:プティ・ローヌ川にかかる橋】

プティ・ローヌ川
【アルル市内の境:プティ・ローヌ川にかかる橋】

プティ・ローヌ川
【アルル市内の境:プティ・ローヌ川にかかる橋の北、Fourquesフルク側】

Fourquesフルク
【Fourquesフルクの町】

Fourquesフルク
【Fourquesフルク】

フルクの市街地を過ぎたこのあたり、ローヌ川が1本になっている所が「ローヌ渡河:Furquesフルケ〜Arlesアルル説」のポイントでしょう。
この説は「ギャヴィン・デ・ビーア+コリン+ウィルキンソン+フェラン」などが推測している渡河地点です。(G-p49)

Fourquesフルク
【Fourquesフルク】

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●Beaucaireボーケル〜 〜


Beaucaireボーケル
【Beaucaireボーケルから西南に走る運河:Canal du Rhone a Sete 】

運河を越えボーケルに入ってきました。この「Beaucaireボーケール〜Tarasconタラスコン説(ケンブリッジの著者+ロング+エリス+モンタナーリの説)」が、私が一番有力と思う渡河ポイントです。

Beaucaireボーケル
【Tarasconタラスコン〜Beaucaireボーケルから西に走る鉄道の下をくぐり 】

Beaucaireボーケル
【タラスコンのの北5kmの、カルドン川がローヌ川に合流する付近 】

このカルドン川がローヌ川に合流する場所に1970年作られたのが「Le barrage de Vallabreguesヴァラブレーグダム
その橋を渡り、ダム手前で上流方面に。

vallabregues-dam
【Le barrage de Vallabreguesヴァラブレーグダム】
Beaucaireボーケル
【カルドン川の橋を渡り 】


【右:カルドン川と、左:ローヌ川が合流する中州からの眺め 】

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●Avignonアヴィニョン(ローヌ川の西岸⇒東岸)


約20km上流に走ると、デュランス川が東から合流する地点。その先にPont de l'Europeヨーロッパ橋が見えて、Avignonアヴィニョンに到着です。


【左:デュランス川合流のすぐ北アヴィニョン駅から西に向かう鉄道橋。右:Pont de l'Europeヨーロッパ橋 】

Avignonアヴィニョンの中州、Piotピオ島に駐車し市内へ向かいます。ローヌ川に係留しているクルーズ船や、Palais des Papesアヴィニョン教皇庁、PontSaintBenezetサンベネゼ橋(アヴィニョンの橋)が見えます。

Avignonアヴィニョン Avignonアヴィニョン
【AvignonアヴィニョンのPiotピオ島に駐車し市内へ 】【ローヌ川に係留しているクルーズ船】

Avignonアヴィニョン
【川の遠方に★2002.6.3に走った・・ツールで有名なMt.Ventouxヴァントウ山とアンテナが見える】

●Avignonアヴィニョン


・BC6世紀頃:地名=Avenio、民族名=ラテン語:Avenionsios、ギリシャ語:Auenionites。Avennione
 <参考:Marseilleマルセイユ=古代名:Massaliaマサリア/Massiliaマッシリア>

・BC120年頃:ローマ帝国の支配下に。

・472年:アヴィニョンはBurgondesブルゴーニュ人に略奪された。

・737年:カール・マルテル率いるフランク人(フランク王国に)

・1185年:サン・ベネゼ橋(Pont St. Benezet/アヴィニョンの橋)が、対岸のVillenuve-les-Avignonヴィルヌーヴ・レザヴィニョン間に完成。。頻繁に洪水と戦争の被害にあい1669年修復を断念。


・1309〜1377年:教皇庁所在地:7代(アヴィニョン捕囚)
 その間、法王の都⇒享楽の都⇒悪徳の都

・〜1449年:対立法王(カトリック教会にローマとアヴィニョンの2法王)

wikipedia:アヴィニョン
「アヴィニョン歴史地区:教皇宮殿、大司教座の建造物群およびアヴィニョン橋」=ユネスコ世界遺産
○本:ローヌ河歴史紀行:笹本駿二著:岩波新書
Avignonアヴィニョン
【Palais des Papesアヴィニョン教皇庁が見える 】

Avignonアヴィニョン
【PontSaintBenezetサンベネゼ橋は、あのアヴィニョンの橋 】

Avignonアヴィニョン
【PontSaintBenezetサンベネゼ橋は、あのアヴィニョンの橋 】

Avignonアヴィニョン
【アヴィニョン大聖堂・教皇庁 と広場】

Avignonアヴィニョン Avignonアヴィニョン
【アヴィニョン大聖堂、アヴィニョン教皇庁】

Avignonアヴィニョン

Avignonアヴィニョン
【クレープ屋】
Avignonアヴィニョン

Avignonアヴィニョン
【広場のイベント】

軽くクレープで昼食、先を急ぎます。

<⇒Orangeオランジュ・・方面に >

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【茶色:ローヌ川渡河・関連のハンニバル軍推定ルート】
Elephants

●「ハンニバルと象」が、この地を進軍した状況など(推定-003)






●カルタゴの将軍ハンニバルと象が越えた峠
●有力推定ルートのIndex


 ・その前のポイント=001:ハンニバルの生誕〜ローヌ川(サン・ジル付近)
  ↑↑
 ・前のポイント=002:「ローヌ渡河=(Beaucaireボーケール〜Tarasconタラスコン)説」+「渡河戦」(タラスコン付近)
  ↓↓
★このページ=003:「ハンノの分遣隊ルート」(アヴィニョン付近)。「ローヌ渡河=Fourquesフルク地点説」
  ↓↓
 ・次のポイント=004:「島」 (エーグ川)(オランジュ付近)+「ローヌ渡河=Roquemaureロケモール地点説+Laudun-L'ardoiseラルドワーズ地点説」


<この地に到達時のハンニバル軍の推定状況>
・BC218年9月28日頃、デュランス川を渡河
・軍の規模は、歩兵3.8万人、騎兵7.7千騎(渡河戦などで200人強を失う)、象37頭(G-p49)(H-p150)。
・軍の荷物を運ぶ「駄獣」は、7-8千頭+民間人1-2千人。

●ローヌ渡河地点:Furquesフルケ〜Arlesアルル間説
 ・ローヌ川を渡った地点は川が1本、幅800m、浅い緩い。
  ⇒ギャヴィン・デ・ビーア(1955年)+J・コリン(1904年)+スペンサー・ウィルキンソン(1911年)+H・フェラン(1925年)説。(G-p135-138)

●ハンノの分遣隊ルート
 ・カルタゴ軍の行政長官ボミルカルの息子のハンノを分遣隊とし、ガリア人の案内を連れてローヌ川を北上し、ヴォルカエ軍の背後を襲撃する作戦を実行した。ハンノは上流約40kmの中洲を森の木で筏を作り渡り、対岸を南に戻る。本隊の渡河時に敵のケルト人部族ウォルカエ族を襲う準備をした。(P-p297)

●デュランス川の渡河と水量
 ・デュランス川を越えないと上流に行けないが、以下の理由で、当時の水量(デュランス川がローヌ川に合流する地点付近)は、今ほど多くなく苦労しなかったようである。
 ・当時デュランス川はアヴィニョン付近でローヌ川に流れ込むだけでなく、他に3-4つの流れがありもっと下流や地中海に流れ込んでいた。(G-p52-53)
 ・通過した9月下旬の下流での水量は比較的少ない。(G-p69)


■参考資料:
本:Gavin de Beerギャヴィン・デ・ビーア著 『ハンニバルの象 ALPS and ELEPHANTS』時任生子訳:博品社(G-page)
本:John Prevasジョン・プレヴァス著『ハンニバル アルプス越えの謎を解く HANNIBAL CROSSES THE ALPS』村上温夫訳:白水社(J-page)
本:Hans Baumannハンス・バウマン著『ハンニバルの象つかい』大塚勇三訳:岩波書房:(H-page)
本:Polybiusポリュビオス著 『ポリュビオス 歴史〈1〉』城江良和訳:京都大学学術出版会(P-page)

本:The Green Guide:『French Alps』2020 Michelin:(M-page)
<関連URL>
Voconces(ラテン語 Vocontiiヴォコンティ)は、プレアルプに定住したガリア人の連合体


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