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Argegno
【g381:Argegnoアルジェーニョ:サン・フェデレ分水の水は、コモ湖とルガノ湖に流れる】



Argegnoアルジェーニョ

コモ日帰りが便利な町・・ 船とバスで・・
イタリア郊外の運転は、スピードと度胸が・・【●峠DB

イタリア:ロンバルディア州・コモ県】[北村 峠一].(Kitamura)      

●ルガノから湖岸を東へ廻りこんで・・


 今日宿を見つけようとしているところは、イタリアのコモに近い村なのです。そこに2泊か、3泊し、36年ぶりのコモの町に行って見ようと思っているのです。まずはLuganoルガノの町を抜け・・サンモリッツ方面の表示でイタリアに抜け・・ルガノ湖の岸を東へぐるっと回って・・


【Lugano〜S.Fedeleサン・フェデーレ分水〜Argegno】

 ルガノの町、運転は相変わらず大変です。その昔、この町のAVISにレンタカー返却だったので、営業所を何人にも聞いたのですが、誰も知らず・・混んだ市内を冷や汗を流しながら走り回り、やっとルガノ湖に沿った南の縁にたどり着いたので、町の見物をする余裕ありませんでした。今回は、当時とは反対側の湖岸なのですが、あいも変わらずくねくね道。道路標識を追っていくだけで、景色を見る余裕はありません。

Argegno
【v367:ルガノの町は狭い道でくねくね。行き先がわからない】

 やっと湖岸に出て、すぐに道はイタリアに入ります。ところがすごく狭い道に入って来たのに、運転速度は逆に速くなっていくのです。日本なら30km/hレベルの道、イタリアで制限の無い一般道は70km/h。そんな速度は守らず、80-100kmでぶっ飛ばすのですから、民家から子供が?・・玄関ドアを開けたら?・・絶対事故?! 慎重に50km/h位で走ると、後続の車がすぐにクラクションを鳴らすのです。脇に避けると、追い越す車が嫌味のクラクションを鳴らして行くのです。山間部ではそれほど感じ無いのですが、都市部ではこんな具合・・いやな国です。

Argegno
【v384:イタリアに入ったとたん、道幅が狭くなったのに、車の速度が早い】


【サン・フェデレ付近の景色:(ネットで見つけた写真)】
 山越えの道に入って、S.Fedeleサン・フェデレ分水(750m)付近【●峠DB】で宿を見つける予定だったのですが・・こんな山道でも、あおる車が多く、追いかけられっぱなしです。

 細い道がいくつも合流/分離し、行き先表示もあまりよく判らない・・ということで、助手席の妻も地図とかじりつきVTRを構える余裕がなく・・写真もありません。

 周囲に宿らしい建物も見つからず、結局コモ湖まで降りてきてしまったのです。

●Argegnoアルジェーニョの宿・・


 町の広場はパーキングメーター付き。15分で0.10eur(約20円)、こんな短時間では宿を見つけられないですね。そこで事前にネットで調査しておいた宿、「Hotel-Argegno」に直行し、価格を聞きに行きます。

 ラッキーなことに、事前調査の価格(58eur/人泊≒8千円)より安く、朝食付きで、85eur/2人泊(約11千円)でした。昨日までの高物価スイスのユーフは、2食付き2人で約13千円。でもここは観光地のコモに近いのでしかたありません。

Argegno
【g393:正面の赤いテントが泊まった宿Hotel-Argegno(2F左の部屋)。右手に町の広場が見える】

Argegno
【g389:Hotelの部屋からのコモ湖の眺め:対岸の山はM.S.Primo(1685m)】

●Argegnoアルジェーニョの市内散策など・・


 まず駐車場を心配しなければならないのですが、宿のお姉さんは「目の前の船着場がフリーだ」とのことで、安心していたのです。でも青線が引いてあるし、パーキングメーターもついています。イタリアのあちこちで苦労している私たちは、「念には念を・・」と、ちょうど通りがかったおまわりさんに聞いたのです。
「ここは有料だ。ボートの客も3時間までで、以降有料。右手のレイクサイドに無料の駐車場がある」とのこと。

 やっぱり「イタリアで安心」は禁物です。あのお姉さんにクレームを言ったところで、「私は違う場所を言った。細かい事はわからない」レベルでこちらの負けでしょう。無料駐車場はすぐに見つかり、丸2日置くので、ぶつけられないような位置関係を探して駐車、そして町の中を散策です。

Argegno
【g387:町の眺め。ここの広場が町の無料駐車場】

Argegno
【g466:宿のマスター:胸の左右のメガネは、磁石でくっつくすぐれもの】

Argegno Argegno
【g364:町のDomは中々立派】 【g365:第一次大戦の慰霊碑はどこの町にも】

 湖岸に面して教会や第一次大戦の慰霊碑が点在。そして山の斜面にへばりついた家々の間の通路を行くと、道の上にも家や部屋があり、花も飾ってある、いい雰囲気です。

Argegno
【g380:S.Fedeleサン・フェデレ分水のTeloテロ川はこの町でコモ湖へ】

Argegno Argegno
【g382:斜面の町】 【g384:通路の上にも家、部屋がある】

 どこかで食事もと思ったのですが、イタリアの夕食は、我々の生活時間と違って7時以降。そこで、店のテラスでビールだけで乾杯。
 そして、町の小さなパン屋と果物屋で買ったチェリー・パン・ワイン・ポテトチップス、前に買って持参していたヌードルスープ、ジャガイモをクッカーで茹でての部屋食。窓を開け、コモ湖を見ながらのゆっくりした食事もいいもので、翌日も同じような部屋食となったのです。

●コモへの交通手段・・


 翌朝、コモへは船で行き、バスで帰ってきました。朝8:35発の高速艇は水中翼船、2人で15.80eur(約2千円)、20分ほどでコモ到着です。普通の船なら10.8eurですが、あちこちに立寄るので1時間かかるのです。そして帰りのバス代は4.4eur(約570円)、公共運賃は安いですね。


【コモへの行き来は、水中翼船とバスで】
Argegno
【v392:コモに向かう水中翼船が目の前の港に着く】

●宿案内:イタリア:Lombardiaロンバルディア州
Comoコモ県(CO):Argegnoアルジェーニョ
<Hotel Argegnoアルジェーニョ(☆3)>



【宿のマスター:左右に分かれるメガネ】
・2009年6/23(火)-6/24(水):-25朝出発、2泊利用。
・コモ湖に面した町。
・ツインルーム、B&B(朝付)(85eur(約11千円/2人)
・目の前がコモ湖の船着場。
・Comoまで高速艇で20分(7.9eur)、バス40分(2.2eur)。
・駐車場は湖畔に街の共有無料駐車場がある。2-3分

私のお勧め度:3.0
●利用した宿
http://www.hotelargegno.it/

・住所など:Via Milano 14 I - 22010 Argegno
  Tel.:031.821455
・Email: info@hotelargegno.it

Google地図

hotel-hotelargegno

<近隣のサイト>
http://www.lagodicomo.com/【Argegnoガイド】
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<関連するサイト>

http://lombardia.indettaglio.it/【Argegno】
http://www.lagodicomo.com/【Argegno】
http://www.virtualtourist.com/【Argegno】

http://www.sanfedeleintelvi.com/【San Fedele Intelviサン・フェデーレ・インテルヴィのガイド】
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<関連書籍・地図>

ヨーロッパアルプスのハイキング地図、ガイド洋書  山渓など:日本語編

<ヨーロッパ・旅・・・>



●スイスのワイン検索

<36年ぶりのComoコモの町へ・・>

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