2007年利用宿紹介：
フランス/イタリア/スイス、ホテル/オーベルジュ/アルベルゴ/ガストフ/Ｂ＆Ｂ
私のお勧め度・女将さんのことなど

　[北村峠一].(Kitamura)

　昨年の旅・紀行も、結局旅の最後まで書くことは出来ませんでした。やはり最初に「泊まった宿の情報整理」をしておくことは有効なことを感じました。ということで今年も、宿情報を簡単にまとめることにしました。

　過去の地域別宿リストに順次追加していくつもりでしたが、なんとフランスとイタリア西部は未作成。今回あわてて作ったので過去の宿情報は場所と日付レベルしか書いてありません。いづれ整理・作成していきたいと思っています。

ラクレットとハムを、ゆでたジャガイモに

　このところの円安、ユーロ高。１ヶ月の宿代・食事代への影響は甚大でした。以前の日本円予算の中での旅をいかにまかなうか。結局のところ、宿のランクを下げざるを得ませんでした。でもおかげで地元の味、おばさんの料理がたくさん楽しめたのです。

ラビオリなどパスタ系もおいしいし、デザートも

　今年の６月の気候は異常に寒く、僕たちの行った山岳エリアでは、時に雪もちらつくほど。例年の旅行シーズンが２－３週間遅れているように感じました。旅行客は暖かいところに行くか、家で暑くなる時期を待っているのでしょうか。
　宿のマダム・マスターたちにとっては、
「明日には来るだろうか・・。いつも来るお年寄りはどうしたのだろうか・・。学校が休みになるのだからそろそろ・・」　などと首を長くしていたようです。

　そんなこともあり泊まった宿はどこもがらがら、ほとんどのところが僕たちだけ。料理を作るマダムやマスターにとっては久しぶりの滞在客だったかもしれません。

「今日は山に行ってキノコを取ってきたわよ」　マダムが山盛りの収穫物を見せてくれ、おいしいシャンピニオン料理を作ってくれます。あの雨の中で採ったのでしょう、その男勝りの腕には、雑木の擦り傷もあります。
シャンピニオン/牛/豚/フォンジュ・・

「目の前のポー川で、俺が釣った鱒だよ」とマスターが誇らしげに言います。40cmほどもある身のしまったその味は、絶対他では食べられません。ポー川のマス

　山盛りのチーズ、山の幸で作ったリキュール、裏庭の新鮮野菜、牛も豚も羊も・・もうお腹一杯に。

B&Bの朝食も豪勢

　朝・昼食を軽くし、今晩出てくる田舎料理のディナーを楽しみに、毎日峠めぐりやハイキングを楽しんだのです。

　ここでは、「国別・地域別ホテル情報」のページへのIndexを貼っていますので、リンクしながら見て、またこのページに戻ってください。
今回利用の宿数＝１２、泊数＝２９泊

●フランス
　◇ローヌ＝アルプ地方(２軒・・７泊)
　◇プロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール地方(４軒・・８泊)

●イタリア
　◇ピエモンテ州(３軒・・６泊)

●スイス
　◇ウーリ州(１軒・・５泊)
　◇ベルン州(１軒・・２泊)
　◇ジュネーブ州(１軒・・１泊)

今まで使った宿のリストと、私の勝手な評価は次のページからたどることも出来ます。
　利用した宿について、女将さんやマスターなどの思い出や、「私のお勧め度：(1～5☆)」は、旅のシーズン、天候、体調などかなりの私感が入っており、シーズン・天候・気分・料金(?)などで変わることを了承ください。

　■皆さんからの「お奨めホテル」の情報もお寄せください。一覧表にしたいと思っています■　また不明点など、どうぞご質問ください。

＜続いて、今年走った峠を整理しておきます・・＞

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[ヨーロッパアルプス峠ドライブ・写真・絵本]

あしたはアルプスを歩こう (講談社文庫)
角田光代

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