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Passo del Gallo
【d96.jpg:Passo del Galloガッロ峠/Tunnel Munt La Scheraシェラ山トンネル:料金と通過可能時間】

Passo del Galloガッロ峠/Tunnel Munt La Scheraシェラ山トンネル

峠というトンネルは、ダム工事のおまけ。【●峠のDBへ
値上げの波がここにも・・

ロンバルディア州ソンドリオ県】   [北村 峠一].(Kitamura)      


 町を散策しているとき、「Passo del Galloガッロ峠」という表示を見つけました。

pass-gallo
【da7.jpg:Svizzeraスイスへの下に、「pass del galloガッロ峠」とある。どこだろう?】

 「SVIZZERA:スイス」の方向といえば、この先リヴィーニョのダム湖で、その方角には峠は無いはず? と、ちょっと車を飛ばしダム湖の北、スイス国境付近までやってきました。

pass-gallo
【d91.jpg:Lago-di-Livigno del Galloリヴィーニョ湖。左の建物はダムの堤防と、国境検問所】

リビーニョ・エリア
【リビーニョのエリアは、ドナウ川(イン川)の流域。
赤の線は大分水嶺で、北のOfenpassオッフェン峠から、Livignoリヴィーニョ峠を経て、Foscagnoフォスカーニョ峠に至る】
 看板には「PRIVAT-STRASSENTUNNEL:Munt La Schera」(シェラ山:民間/私有トンネル)とあり、通行料金と通過可能時間が書いてあるだけ、「pass del galloガッロ峠」の表示はどこにもありません。

 建物の向こうにダムサイトが見え、その先がトンネル?・・と、写真を撮っていると、建物の中からお巡りさんのような人が出てきて、
「国境なので撮影禁止だ」と言いに来ます。 そういえば昔、国境は撮影禁止でしたね。今でもうるさいんですね。
「ここが『Pass del Galloガッロ峠』ですか? 山ではないけれど」と質問しますが、 「そうだ、ここがPonte del Galloガッロ橋だ」とのこと。

 どうやら、「Passo del Galloガッロ峠」「Tunnel Munt La Scheraシェラ山トンネル」「Ponte del Galloガッロ橋」は同じことをさしているようです。

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 【d97.jpg:国境検問所・・撮影していたら、検問官が出てきて「国境なのd撮影禁止」だとのこと。Pass峠はここかと聞いたら、そうだという】

pass-gallo
【時間一方通行しかできない、狭いトンネル内部:
http://www.bielefeldt.de/ から】

<Passo del Galloガッロ峠/Tunnel Munt La Scheraシェラ山トンネル関連のWeb-Site>


 ☆ウンターエンガディン:国立公園を歩く【Nannoさん:Alp La Scheraハイキング】
 ○http://www.bormioonline.com/【Passo del Gallo=Tunnelなどソンドリオ県の峠一覧 】
 ○http://www.traumrouten.com/【バイク:Routenルート、Alpenpasse峠名】
 ○http://www.aptlivigno.it/【Tunnel “Munt La Schera” - La Drossaドロッサ・トンネル情報】
 ○http://www.cmav.so.it/livigno/turismo/turismo.htm【Munt La Scheraトンネル:時間一方通行情報】
 ○http://www.livigno.com/it/cultura/ricordare/storia/index.htm【Livignoの歴史:1968年「Munt Schera」トンネル完成。1914年フォスカーニョ道路開通など】
 ○http://www.bielefeldt.de/livigno.htm【冬季、(スイス)ツェルネツ -トンネル- (イタリア)Livigno - リヴィーニョ峠 - (スイス)ベルニナ峠 - ポントリジーナ - ツェルネツを、雪崩の道を越えて一周した記録】
 ○http://arc-of-images.de/schweiz_grb_panorama.htm【Munt la Scheraからのパノラマ写真】

・トンネル通過可能時間:月06:00 - 20:00 、火-日 08:00 - 20:00
時間一方通行なので注意
・料金は撮影時(2004年)から、現在(2005年)は値上がりしている。乗用車13sfr(9eur)→15(10)/キャンピングカー16(11.5)→20(13.5)/トラック25(17.5)→30(20)/バス80(56)→100(65)/バイク8(6)→10sfr(7eur)


 イタリアとスイスはリヴィーニョの水資源利用について協定を結び、ダムが建設されたのです。その工事のために作られた「シェラ山/ガッロ峠」のトンネルが、1968年スイスとリヴィーニョをつなぐシェラ山トンネルとして開通したのです。

 驚くことに、イタリア側の「Cancanoカンカーノ2世ダム湖」「S.Giacomoサン・ジャコモダム湖」とも、水パイプでの接続がされているようです。 大分水嶺を越えて、ドナウ川とポー川の水を共有する管理が行われているのです。
−−−−

 2泊した「Hotel Camana Veglia」の外観と夕食です。宿のお兄さんの特徴はアゴヒゲ、これが無いと子供っぽくなってしまうからでしょう。オープンカーを乗り回し、女の子に優しい声をかける・・ちょっとにやけた、いい若者なのですが・・唯一の欠点が忘れっぽいこと。空き室といって、僕たちを3回も使用中の部屋に案内しましたね。それにマスターキーをエレベーターの中に忘れるのだけは、止めて欲しいですね。

Livigno
【d13.jpg:泊まったホテルHotel Camana Veglia(左)とCaravasc礼拝堂(右)】

Livigno
【da1.jpg:初日夕食:豆/?/水牛?/ビーフ。この水牛(?)肉、食べるところ見て笑っていませんでしたか?】

Livigno
【f00.jpg:2日目:ハム・チーズ、スープ・スパゲティ、オムレツ・ハム+きのこ、アイスクリーム】

 イタリアのお天気予報は、軍服姿の予報官がやっているんです。空軍(?)の制服のようですが、確か前にもこの人の顔見た覚えが・・とネットで探したら・・出てきました。「軍服姿の予報官」・・有名な人なのかもしれません。

Livigno
【168.jpg:軍服姿の予報官 イタリア】


<Livignoの宿など・・のWeb-Site>

 ○http://www.camanaveglia.com/【 HOTEL CAMANA VEGLIA 3☆】
 ○http://www.hotels.valtline.it/hotel_livigno.htm【リヴィーニョのホテル・アパートメント】
 ○http://www.tempoitalia.it/【イタリア天気予報サイト:Il Meteo in Italia , Tempo Italia】
 ○http://www.kataweb.it/【イタリア天気予報サイト:KataWeb:北イタリア各地】
 ○http://meteo.virgilio.it/【イタリア天気予報サイト:】

<リヴィーニョ峠を「南に」行くとスイスです・・・>

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