【d14.jpg：チビアーナ峠からモンテリッテへのシャトル・ジープ】

Passo Cibianaチビアーナ峠(1530m)：
　カドーレの村と村をつなぐ、生活のための峠。【●峠のDBへ】

　ただしこの峠からモンテ・リーテに登る山道は、ちょっとでも油断をしたら大変！運転手さん、わき見や携帯電話は怖いです。
【ドロミテ：Pelmoペルモ/Bosconeroボスコネロ・エリア】　　[北村峠一].(Kitamura)

　Zoppeゾッペの村から、Cibianaカラチビアーナに向かうには、地図では再度Forno di Zoldoフォルノまで戻るように読めたのですが、狭い道をバイパスし、林の中をあっという間に峠に到着です。【●峠のDBへ】

　そしてこの峠は、今まで走ってきたようなアルプスを横断するような峠ではなく、ごく普通のCadoreカドーレ地域の村と村をつなぐ生活道路の峠のようです。

zoppe-pelmo-cibiana

【421.jpg：チビアーナ峠】

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【438.jpg：峠の西側。左上に向かって山に登る道がある】

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【426.jpg：峠のかなり前(200mほど)に峠の標識がある】

　ここが一番高い場所、峠です。山小屋(Rif.Remauroレマウロ小屋)があり、脇に小さな案内所。ここがM.Riteモンテ・リーテへむかう連絡シャトルの出発点です。右手(南)に続く山は、Sassolungo-di-Cibiana(2413m)とその両翼の連なり、なかなかいい山です。明日朝再度ここに来るので、早々にチビアーナの村に下ります。

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【444.jpg：Rif.Remauroレマウロ小屋がリーテ山への登り道、分岐になっている】

【156.jpg：チビアーナの宿の夕食。夕日の山がすばらしい。
　Crodade-Cuze(2002m)】

　僕たちは、Cibiana di Cadoreチビアーナ・ディ・カドーレでこれから３泊するのですが、宿、食事、マダムなどの話は、後でまとめてすることにします。宿に着いたのが19:00、夕食時に窓から見る南の山の輝きは、それは素晴らしいものでした。この周辺の地図や、村の壁絵の地図・パンフレットを貰い、明日からの計画を話しながら、おいしいディナーです。

－－－
　朝、見事に晴れわたっています。まずM.Riteモンテ・リーテに登り、ハイキングし、最近出来たという「雲の上の博物館」を見、そのあとTitianティツィアーノの生まれたPieve di Cadoreピエーヴェ・ディ・カドーレに寄り、村に帰ってきて壁絵を見ることにします。

　昨日のチビアーナ峠で車を駐車し、モンテ・リーテへの連絡ジープで山の上まで登ります。（料金：往復8Eur/1人）
　
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　【Cibiana峠からM.Riteへの山岳道路(灰色)は、急な斜面をジグザグに】

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【257.jpg：5-60度の斜面を削って作った道、すれ違いは出来ない】

　第一次大戦時には、ここの山頂が重要な軍事基地。そこに向かって作られた軍用道路を改良した道です。標高差600mほど、地図を見ると4往復のジグザグ、一往復・平均で150m。このジープなら、この勾配や砂利道など楽勝なのですが、なんと言ってもこの道幅、50-60度もある南斜面にやっと作った狭い道は、ちょっとタイヤが道を外れたらやばいです。

　でも乗客の一人は気楽に運転手に話し掛け、彼はわき見しながら運転しています。こんな場所でやめて欲しいと思いますが、さらに彼は携帯電話で話しながら。多分これは事務所に現在位置を報告し、すれ違いなどを確認しながらのためなのでしょう。

m-rite(帰りの写真)

【245.jpg：ひやひやするような道を、隣の乗客と話しながら運転】　【1b8.jpg：谷の向うの山がすぐそこに見える】

＜M.Riteモンテ・リーテ(2183m)に到着です。雪がまだ大量に残っている、山頂のハイキングコースを一周してみましょう・・・＞

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Passo Cibianaチビアーナ峠(1530m)： カドーレの村と村をつなぐ、生活のための峠。【●峠のDBへ】

Passo Cibianaチビアーナ峠(1530m)：
　カドーレの村と村をつなぐ、生活のための峠。【●峠のDBへ】