ヨーロッパ アルプス 峠ドライブ紀行 TOPに戻る この旅のtopへ戻る 前ページに戻る 次のページへ English-Translation-site count

forno-zoldo
【d84.jpg:Forno di Zoldoフォルノ・ディ・ゾルド村】

Forno di Zoldoフォルノ・ディ・ゾルド
 ここ一帯の花の美しさは格別かも知れません、そしてピザの味も。

 でも「のみ水」は? 匂いや味が変わったナチュラル・ウォータに出会ったのです。
ドロミテ:Pelmoペルモ/Schiaraスキアラ・エリア
  [北村 峠一].(Kitamura)      


Duran峠付近
【ドゥラン峠から北東、フォルノ・ディ・ゾルドへ】


 ドゥラン峠を北に数km下ったあたりの山、お花畑の眺めもまたすばらしいので、すぐに車を停め撮影です。同行のYさんも写真が趣味、さらに今晩の宿はすでに予約済みのため、時間は気にしなくていいのです。

pass-duran pass-duran pass-duran
【d74.jpg:峠を数km下ったあたりの山の眺め、お花畑もすばらしいので車を停める。M.Tamer(2547m)の北面】【d73.jpg:その西の山並】【d82.jpg:M.Moiazza(2294m)の東面(?)と思われる】

 峠の南側よりこちらのほうが赤系の色が鮮やかですね。マメ科、セリ科、マツムシソウ科、アザミ、ナデシコ科、シソ科・・・ 【●アルプスの花へ

pass-duran
【d77.jpg:左から、Astralusカラスノエンドウの仲間(マメ科)、シシウド(セリ科)、Astragalusタイツリオウギの仲間?(マメ科)、マツムシソウ(マツムシソウ科)、アザミ(キク科)、シレイネ・ディオイカ(ナデシコ科)、サルビア・プラテンシス (シソ科)。 ●アルプスの花へ

 食事がまだだったのですが、峠にもその下り道にも店が無く、途中の小さな村で見つけたレストランはもう昼の営業は終わり。下った先のフォルノ・ディ・ゾルド村に軽食屋があると教えてもらい、ピザレストランで昼にありつきます。(14:00)

forno-zoldo
【085.jpg:Forno di Zoldoフォルノ・ディ・ゾルドの南側】

forno-zoldo
【076.jpg:北側。正面がピザ屋】

forno-zoldo
【091.jpg:東方向。正面の山はM.Rite(2181m)か?】
 ピザを2種類、サラダ、コーラ・・普段こんな直径30cm以上もあるピザは、僕たち2人だけではもてあますのですが、今日はYさんと一緒。そして遅い食事のために2枚も頼んだ大きなプレートは、軽々とそしておいしく3人の胃の中に入ったのです。

 ただ、Yさんが頼んだノンガスの水は 匂いはするし味も変。(水溜りの泥が混じって腐ったような味、かび臭いような匂い)。Yさんはウェイターを呼び、さらにシェフを呼んで「この水は変だ、水道水じゃないのか」とクレームを言ったのですが「この地方のナチュラル水は、こんな味と匂いなのだ」とのこと。結局水代は払わないことになりましたが、ちょっとだけ後味はいいものではありませんでした。

(Yさんからの追加情報:ヨーロッパでミネラルウォーターを頼むと、大抵小さいボトルで持ってきます。で小さいボトルを頼んだところ「グラスで」と言い、変だと思ったのですが、日本観光客だから騙せると思われたのではないでしょうか。始めミネラルウォーターだと言い張っていた店員も、瓶を持ってきてくださいと言ったら態度を変え「もう払わなくてもいい」と言ったのです。)
 この旅のさらに2週間ほど後、スーパーで購入したノンガスの飲みかけのビンを、暑い車内に数日置き忘れたところ、似たような味・匂いになったことがあります。同じアルプスの氷河からの水でも、その山の地殻がいろいろな味付けをしてくれることがありますが、上のような時にはクレームを言うべきでしょう。


アルプスの旅と水:ガス入り/ノンガス

 私はもっぱら、ガス入りの水を飲むのです。最初は飲みにくかったのですが、徐々にガス入りのファンになり、かなり濃いガス水を選ぶようになっています。一方妻はノンガス。この2種の1.5リットルのペットボトルをそれぞれ2〜3本、車のトランクの中にストックしています(店が見つからなかったときの安全本数)。 ホテルの部屋にも持っていくため、ほぼ1日に1人1本近く飲んでいるのです。そして行く先々のCoopで減った分を追加していきます。
 ペットボトルの硬さで中身が分かる(当然のことですが)・・硬い=ガス、中くらい硬い=マイルド(ミックスしてある?)、柔らかい=ノンガス

 ガス入りの水は私にとって、胃にやさしい?(食欲が湧く、便秘になったことがない・・など)、喉が渇きにくい(炎天下の車内で飲む水は、ノンガスでは物足りないし渇きが止まらない)・・・といいことだらけです。
 ちょっと気をつけないといけないのが、ガス入りの水も、開封してから2〜3日たつと(車内が熱いせいもあって)、ガスが抜け、味が変わってきます。

 いろいろな田舎を走って地元の水を使うと、味がおかしなものにたまに出会います。上でも書きましたが、ノンガスの水で、イタリア北部のローカルな店で入手したものは、味ばかりか、匂いすら感じることがありました。

 でも、日本で数年前、首都圏の渇水時の水道水。あの生ぬるい、かび臭いような水に比べたら、ずっと新鮮です。さらに塩素をたくさん入れたような水道水って、健康に害は無いのでしょうか?

−−−−−−−−−−−

 ☆http://www.fujitv.co.jp/jp/kurashi/tabe/j011.htm【ミネラルウォーター】
 ・水道水に近い成分のミネラルウォーターがおいしい
 ・水のおいしさは、溶けているカルシウム、マグネシウムなど硬度に関する成分、塩分、シリカ、カリウムに影響される。無臭がいい。
  市販のノンガス41種類、水道水7種類、井戸水3種類を、無機成分(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、塩素、硝酸、硫酸、炭酸水素の各イオン、ケイ酸)で分析・分類し、図示している。

 ☆http://homepage1.nifty.com/tadahiko/ZOKI/ZOKI-041.HTML【おいしい水の条件】
 (1) ミネラル分が適当に含まれていること:主要なものは、カルシウムとマグネシウム。
 (2) 二酸化炭素が適度に溶け込んでいること:発泡するほどの量ではなく、すっきり、さっぱりとしていてフレッシュな味わいがある。
 (3) 水温が適度に程度に冷えていること:おいしいと感じる水の温度は、体温よりも20℃くらい低い温度。

 「便秘など健康・ダイエットにも硬水はいい」との記述が、日本で販売の水にも書かれていました。
 ☆硬度120mg/1000mlの鉱泉水、ダイエットにも効果ある・・・ 養老山麓の自然水・・Oisix(おいしっくす)


●<近隣のWeb-Site> ・・(Link集:ドロミテ案内も参考に)

 ○http://www.dolomiti.it/eng/zone/zoldanoelongaronese/fornodizoldo.htm【Forno di Zoldo(848m) のガイド】
 ○http://www.dolomiti.it/【Forno di ZoldoのALBERGHI,Appartamenti,B&B・・】


<まだ3時過ぎ。この先、Zoppeゾッペに行ってみることにします・・・>

EU-Alps 峠の茶屋・掲示板:EU-ALPS.com 旅のGET:旅のGET
★本サイト内を、地名などのキーワードで検索できます★

eu-alps.com内検索 WWW検索

ヨーロッパ アルプス 峠ドライブ紀行 TOPに戻る この旅のtopへ戻る 前ページに戻る 次のページへ   ヨーロッパアルプスのハイキング地図
【ヨーロッパ・アルプスのハイキング地図】
  【国別地図】  【日本語ガイド本】
ヨーロッパアルプスのハイキング地図
【ヨーロッパ・アルプスのハイキング地図】
  【国別地図】  【日本語ガイド本】