年賀状2007年

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●２０００＋７年
A Happy New Year.

「チェコの不思議な魅力」

１０年前プラハで見た建物は、まるでおもちゃ箱の中にいるような　不思議一杯の街でした。

今回訪れたチェコ南部の町や村、そこでは、
「13世紀以降、第一次大戦後の1918年まで、あの小さなリヒテンシュタイン公国が、母国の33倍もの土地を支配し、その豊かな財力で今ある世界遺産の広大な庭園・城・教会を建てた」　などという歴史の数々に驚かされます。

さらに、第二次大戦後1945年からの社会主義、1989年の崩壊からまだわずか17年ほどしか経っていない国営ホテルの接客態度などは、時に西側から来た旅人に不思議な経験もさせたのです。

でも、ちょっと立寄ったヴァルチツェ・レドニツェ近くのPavov村。ここの自然の花で着飾った民家の美しさは、長い歴史や主義の変化をも超えた、ずーっと変わらない日常生活の魅力を感じたのでした。

皆さまにとっても魅力ある１年になりますよう。

2007.1.1　　　　 T. & S. Kitamura

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