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Como
【g437:コモのサン・フェデーレ教会と広場】

Comoコモ(2):街案内・・

古い町、旧市街のあちこちを紹介しましょう・・

イタリア:ロンバルディア州・コモ県】[北村 峠一].(Kitamura)      


●コモの町地図・・

 まず、街の全体像はこんな形です。

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【クリックでGoogleマップが開く】
【旧市街は中世の城壁、城門の塔で囲まれていた】

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【v290:コモ湖から見るドウモと旧市街】 【v298:港の西方向:桟橋】

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【g397:港の東方向:正面の山にケーブルカーが登っている】

 コモ湖から船で港に近づくと、まず目につくのが大聖堂。桟橋には観光の子供達も歓迎してくれます。左手(北東)の山の斜面のケーブルカーで716mのBrunateに登ると、展望が良さそうです。



 そして湖岸に面して、大きなローマ広場があり、ちょうど警察隊の何かの儀式・行事が行われていました。

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【g400:ローマ広場では警察隊の行事が】

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●Cathedral of Como (Duomo)コモ大教会堂(ドゥオーモ:大聖堂)・・


 Duomo大教会堂(大聖堂):1396年から1740年にわたって建造され、Santa Maria Maggioreサンタマリア・マジョーレのロマネスク教会を基盤に作られた教会です。
 ファサード(正面建築)は1457年に作られ、独特のばら窓、入口、有名なコモの人Pliny-Elderプリニウス兄(博物学者・作家・ローマの歴史家(23-79年)と、Pliny-Youngerプリニウス弟(脚本家・政治家・ローマ(61-113年)の2つのルネッサンス像が入口の両側にあります。内部はラテン十字式で、角柱が立つ3廊、ゴシック様式の本堂と、翼廊はルネッサンス様式です。

 ○http://it.wikipedia.org/【Duomo_di_Comoコモ大教会堂ガイド】

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【g411:Duomoドウモ:ゴシック・ルネサンス様式のファサード】 【g412/g423:ドウモ:左(大プリニウス)と右(小プリニウス)像】

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【g414:ドウモ:ステンドグラス】 
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【g424:ドウモ:入口:上の彫刻群】

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【g415:ドウモ:内部】 【g420:ドウモ内部:ラテン十字式、ゴシック・ルネサンス様式】

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●San Fedeleサン・フェデーレ聖堂・・


 中心付近に、1120年頃建造のロマネスク教会(大聖堂)があります。内部は実にいい雰囲気なので、お勧めです。建物の後ろに廻ると、多角形の後陣上部は小開廊になっています。

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【g439:S.Fedele教会】 【g425:S.Fedele教会の後陣】 【g438:S.Fedele教会広場】

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【g448:S.Fedele教会の壁画】 【g445:S.Fedele教会内部は実にいい雰囲気】

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【g438:S.Fedele教会広場の南に一部レンガの木造建築(15-16世紀)】
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【g441:S.Fedele教会広場】

 S.Fedele教会前の広場は古い建物で囲まれていますが、南の出口には一部レンガの木造建築(15-16世紀)があります。

 ○http://it.wikipedia.org/【Chiesa_di_San_Fedeleサン・フェデーレ聖堂ガイド】



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【g453:Torre Medioevale:塔の門:2つのアーチ形の入口】
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●Piazza Vittoriaヴィットリア広場/Torre Medioevale塔の門・・


 最初の地図でも描きましたが、旧市街の南東部は、まだ保存状態の良い中世の城壁と大きな櫓(ゲートタワー)で囲まれています。

 Torre Medioevale塔の門は1192年建造で高さ40m。この城の内部に向かって大きなアーチ5階建てにも見える塔は、どんな使い方をしたのでしょうか。各層に床を張って、広場の行事見物のステージにするとか?

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【g432:Torre Medioevale:城の内部に向かって大きなアーチ5階建てにも見える塔は、どんな使い方をしたのでしょう】

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【g434:Torre Medioevale:1192年建造の塔の門は、高さ40m】

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【g457:Torre Medioevaleと城壁】

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●Basilica di Sant'Abbondioサン・タッボンディオ聖堂・・


 11世紀建造のロンバルディア様式のノマネスク建築。5身廊式の聖堂内部は円柱。内部のフレスコ画はキリストの生涯が描かれている

http://it.wikipedia.org/【Basilica_di_Sant'Abbondioサン・タッボンディオ聖堂ガイド】

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【g460:Basilica di Sant'Abbondio:5身廊式。正面のフレスコ画はキリストの生涯が描かれている】



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【g429:Museo Civicoの彫刻】
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●Museo Civico博物館・・ボルタ・・いろいろ・・


 博物館見学はしませんでしたが、入口、内庭、彫刻など、なかなかの芸術品のようにみえました。

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【g426:Museo Civico】

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【g428:Museo Civicoの内庭】

 町の中を歩いていたら、何人もの街の人たちが、この水場のドラゴンの翼をなでていました。この前足、翼の個所が光っていますね。もしかすると、幸運が来る?のかと思って、私も一生懸命こすってきました。

 コモの事を調べているうちに、この町出身の一番有名な人を見つけました。電池発明の「Alessandro Voltaアレッサンドロ・ボルタ(1745-1827年)」です。電圧の単位「Voltボルト」は彼の名前に由来しているのです。

電池発明のボルタ

●Alessandro Voltaアレッサンドロ・ボルタ・・


 Alessandro Volta(1745-1827年)はコモ出身の自然哲学者(物理学者)。電池(ボルタ電池)を発明した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/【電池発明のボルタはコモ出身】
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【g422:市内の水場:このドラゴンの翼をなでると幸運が来る?】

 幼稚園児の散歩風景です。ひもを引っ張る保母さん、ひもについている赤い布は輪になっていて、園児は手を差し込んだり握ったりして行列するのです。日本でこんな風に散歩しているのは見た事がないので・・見ていると面白いですね。

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【v323:幼稚園児の散歩】

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【v324/v333:ひもについている赤い布は輪で、手を差し込んだり握ったり】


<関連するサイト>

http://maps.google.com/【Comoコモの地図】
http://en.wikipedia.org/【wiki/Como】
http://www.comune.como.it/【Comoガイド:】
http://it.wikipedia.org/【Duomo_di_Comoコモ大教会堂ガイド】
http://como-lake.arounder.com/【Como:Cathedral-of-comoのパノラマ画像】
http://it.wikipedia.org/【Chiesa_di_San_Fedeleサン・フェデーレ聖堂ガイド】
http://it.wikipedia.org/【Basilica_di_Sant'Abbondioサン・タッボンディオ聖堂ガイド】
http://ja.wikipedia.org/wiki/【電池発明のボルタはコモ出身】
http://www.booking.com/【Comoのホテル】
Booking.com

<関連書籍・地図>

ヨーロッパアルプスのハイキング地図、ガイド洋書  山渓など:日本語編

<ヨーロッパ・旅・・・>




●スイスのワイン検索

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