1999.9.23-10.2:オーストリア西部アルプス峠ドライブ結果速報
Alpen drive Diary of "Foralberg/Tirol:West-Austoria"

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■(99.10.2夜記)

皆さんに色々相談等させていただいた、9日ほどのオーストリア 中心のドライブを終えて、今朝帰ってきました。

まだ寒さはそれほどでもありませんでした。ほぼ1日おきに雨・晴れで 山の頂は初冠雪。晴れた朝は極めてすばらしい展望でした。

この冬の大雪の被害と思われる箇所ががあちこちにあり、特にガルチュール を中心とした被害は悲惨な感じがしました。

順次HPにまとめるつもりですが、チューリッヒの空港ストのため? ビデオテープ・フィルム類の入った手荷物が成田に未到着。
それだけが目下の心配です。

ルートは以下のように峠=▲中心です。
(雨の時は次の場所へ飛ばしてしまうため、あまり観光の参考には?)

9/23木 成田→Ch:Zurich<晴>→電車→Winterthur
   【旧市街の朝市カボチャ・リンゴ・花が一杯】

9/24金 Winterthur<晴>(以降レンタカー)→▲Schwagalp峠(1278m)→Santis頂上→Appenzell(schwende)
   【晴れて頂上展望もよく、緑が多い村風景】

9/25土 Appenzel<曇>→Au:Feldkirch→Bludenz<小雨>→Bielerhohe峠▲2036m<霧/小雪>→→Galtur/Ischgl【至る所、今年の大雪の雪崩跡がひどい】→St.Anton→Arlbrgpas峠▲1793m→Flexenpas峠▲1773m→Lech<曇>

9/26日 Lech<大雨>→Warth→▲Hochtannbergpas峠(1675m)→Egg→Bregenz
   【雪解けでボーデン湖の水位上がり4-5月は市内あちこちの冠水の写真】

9/27月 Bregenz<晴>→D:Lindau→Aach→Au:経由→D:Riedberg峠▲(1420m)→以降通行止めでAachまで戻る→Oberstdorf→Au:Mittelberg/Baad
 【ドイツの田舎風景:緑多い。通行止めは雪崩の被害?通行止めがドイツ内のためか、オーストリア側からの交通標識が不親切=直前でわかる】

9/28火 Mittelberg/Baad<大雨>→D:Oberstdorf→Sonthotfen→Obrjoc峠▲(1180m)→Au:Gaichtpas峠▲(1093m)→Reutte→Lermoos<晴>
   【ツークスピッツェ初冠雪】

9/29水 Lermoos<曇>→Fernpas▲(1207m)→Holzleitner Sattel▲(1126m)→Innsbruck郊外→Brenner峠▲(1375m)<晴>→I:Vipiteno→Janfen峠▲(2094m)→Dorf-Tirol
   【南チロルのリンゴを見に行く。最高シーズン】

9/30木 Dorf-Tirol<曇>→Meran→Bolzen→Au:Brenner峠▲(1375m)→→Hal in Tirol<晴>→Innsbruck 車返却(1055km)
   【10/1からワイン祭りとのこと】

10/1金 innsbruck→Zurich→成田 10/2土
   【Zurich空港荷物組合のストで遅れ+たくさんの人の荷物未着】

■(99.10.7記)

ツークスピッエの全貌を期待して、ロイッテから南下したのですが、 雨から雲であきらめていたところ、レルモースの下り阪あたりで 突然青空が見え、雪をかぶったあのピークが現れました。
さらにエーバルトまで走り、さらに贅沢な景色を見ようとしたので すが、やはりレルモースがいいと戻りました。
虹がかかり、最高のタイミングで迎えてくれました。 HPを楽しみにしてください。


泊まったチロラーホフ(ペンション)の窓からは、真正面にピークが 見え、双子のお母さんのファミリーと楽しい夕餉を過ごしました。
私も楽しく絵を描こうと思っています。


イン川沿いは紅葉しておらず、秋めいた感じでとてもすてきでした。
宿をMONDSCHEIN(5Fの出窓の部屋)にとりました。
夜中2時頃橋を見ていたら、黄金の屋根の通りから、時々人が現れ 女の人が一人で歩いてきたり、治安が良いのだなーと思い インスブルックがまた好きになりました。

日本でいう「紅」葉は「ウルシやモミジ」が中心だと思うので、 ヨーロッパではあまり期待できないのかと思いました。
多分「黄」葉に色づくのかと思いました。
早朝散歩しましたが、パチャコーフェル、ノルトケティ、シュト バイタール方面までのすべての山の頂が雪でした。

■(99.10.8記)

●9/23-24は天候良好
●9/25朝アッペンツェルを出たときには前日までの好天がそろそろ 怪しくなってきて、モンタフォンの谷は雨に追いかけられていました。
昼前に峠でビデオ撮りしているとすぐにガスがかかってきたので ガルチュール側に下りました。
この谷の惨事は上記に書いたとおりで、イシュグルも含め 至る所雪崩の跡だらけ。今でも復旧作業もめどがつかないほど?
山は木が土ごと流され、残った木も傾き・・ 新聞の数10人の死者情報以上に、多分数千頭の牛・羊などの被害が あったと思われます。
スイスもひどかったと言っていますので、 全体では相当だったんでしょうね・・・

当初このあたりで泊まる予定でしたが、気が滅入ってしまい、まだ 2時だったので、思い切ってレヒまで道を急ぎました。
ザンクト・アントン直前で1時間以上の大渋滞(数10台先?の キャンピング・トレーラが、谷につっこんで大破。消防・救急のかいも なく・・・)そのあとFlexen峠前後は、大雨でした。
5時頃レヒに着いて、シーズンオフで開いている宿がほとんど無く Infomationでようやくペンションを確保しました。

●その夜は、まだ大して崩れはなかったのですが翌9/26は大雨で、 何も見ずにブレゲンツに下り市内見学になりました。
●9/27は晴れ
●9/28は大雨で→ロイッテあたりで雨・雲が切れツークスピッツェの 初冠雪を見る事になります。

●9/29も曇り→思い切ってイタリア側に向かい=晴れ
●9/30曇りで戻ったインスブルック周辺は南からの暖強風で、夜大雨
●10/1晴れ:周りの山々はすべて初冠雪


今回の旅で、峠もtop127?中50を越えたようです(詳細はI-Siteへ)
これからはあまりはけないでしょう。

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