Chatenois (Route des Vins 'd Alsace)

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●アルザス の 村 で
フランツ少年はこの晴れた朝、森への誘惑に勝って学校に行きました。
いつもと違う、ひっそりとした教室には、
アメル先生が正装し、村の人達までそこにいたのです。
「みなさん、私が授業をするのはこれが最後になります。ドイツ語しか教えてはいけないという命令がベルリンから来たのです」
・・・・・・
先生は40年ものあいだここで、たくさんの村人に授業をしました。前の村長さん、オーゼル爺さん、郵便屋さん・・・もうフランス語が習えなくなるのです。
「・・・ある民族がどれいになっても、その国語を持っているうちは、その牢獄の鍵を持っているようなものだから・・・」
教会の鐘が12時を打ったとき、アメル先生はチョークで黒板に『フランスばんざい』と書いて、去っていきました。
1870年フランスはプロシアとの戦いに敗れ、国境のアルザス・ロレーヌ地方は、その代償としてプロシア領にかわる・・・故国フランスとの別れの授業・・・「最後の授業」(アルフォンス・ドーデ作)から
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