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記事No : 124
タイトル Re: -10
投稿日: 2001/02/26(Mon) 12:53:04
投稿者*

峠の傾斜
投稿者: romeosierra2 (男性/Alsace/France) 2001年2月24日 午後 5時30分
メッセージ: 280 / 284
私も峠の斜度をどう計ってランクするのか興味があります。とにかく一番急な場所、いわば瞬間最大斜度なのでしょうが、それを定義するのにある長さ以上が必要なのでしょうか?、それともほんの数mの区間でも良いのでしょうか?。英国の湖水地帯、KaswickとBattermereの間のHonister Passはコルの標高がたった358mしかないミニ峠なのですが最大斜度はなんと20%でした。最大斜度だと大抵のアルプスの峠より険しい事になるこの峠を越えるのは、ティンメルスヨッホのイタリア側を登るSt Leonhardからコルまでの30キロ、標高差1689mの重労働に比べればほんのこぶを越えるくらいの簡単なものです。

峠の『きつさ』は、『質×量のきつさ』で表すべきではないでしょうか。
さあ、『質×量』できつい峠道をあげてみましょう。では口開けに。
1. ステルヴィオ峠のイタリア側最後の14キロの標高差1214m
2. アグネル峠のイタリア側最後の約6キロ、1900メートルの等高線と交差してしてからコルまでの標高差844m(848m?)
(この道は眺めただけで走った事はありません。)
いやいやそんなもの平らな道を行くも同然じゃないか、という皆様のおすすめきつい峠道はどこでしょうか?

Turracher hohe 付近は今のところ手元に100万分の1図しかないので険しさの実感がわきません。シュプリューゲン峠もミシュランの20万分の1図ではいまいち距離、高度差情報が不足です。本屋で大縮尺地図を探してきます。not recommended for caravansというのはキャンピング・カーを引っぱて越えるのはお勧めしないよと言っているのでしょうか?、トレーラー禁止の峠というのは結構ありますね。

シュプリューゲン峠;
ローマ以前からの交通路ですか。クールには5000年以上前から人が住んでいたと言いますからクールとイタリアを結ぶルートだったんでしょうね。
一寸地図でこの峠の位置づけを考えてみました。コモ湖まではミラノから簡単に行けます。コモ湖は陸路迂回は大変ですが、船を使えば一番奥まで容易に行けます。ここから陸路でライン谷に抜ける峠が見つかれば、フランス北部(アルザス含む!!)、ドイツ、遥かオランダまでいや、スカンジュナビアからロシアまでライン河と殆どまったいらと言える道だけで行けてしまいます。つまり、シュプリューゲン峠はローマから平坦で来て一発アルプス越えして、また平坦に中部、北部ヨーロッパへ行ける凄いルートです。minakata Hさんのお話ではやたら険しいという峠も一発ルートと思えば昔の人も頑張れたのでしょう。
しかし、土木工事と車の時代になると高速道路で簡単にコルを越えてしまえるブレンナー峠や、大トンネルでアルプスを抜けるいわば強引なルートが栄え、かってコモ湖水運が使えただろう所のこのルートは、逆にコモ湖が邪魔になって近代ルートになれなかったのでしょうか?
現に今ではミラノからアルプス越えするのは、コモ湖をかすめてスイスに入り、ゴッタード峠をトンネルでルツェルンに抜けるルートが主要街道になっています。(ドイツとイタリアを結ぶメイン中のメインルートでシーズンには数十キロの大渋滞になります)。 しかし、現代のアルプス越えルートは延々と山岳地帯を縫っていくルートが多く、トンネルと車や汽車がなく、足と馬だけとすると距離も山道度もずっとこのシュプリューゲン峠ルートより厳しいものだと思います。
そういえば、上記のアグネル峠も言わば新道で、ローマ時代からウィンパーの時代までもっと東のTraversette峠がフランスとイタリアのアルプス越えルートでした。Kitamuraさん、ハンニバルルート研究のその後とルートのトレース計画は?

車横倒し;グリンデルヴァルトのアルプに入ってみた時、身の危険を感じました。しゃれにならない位きつい所があります。非常に狭い道の非常にきついヘアピンだと車が最大斜度線に対して一瞬直角になるような感じで回っていきますよね、その時本当にひっくり返らないか、ひっくり返らないまでもちゃんと駆動がかかってブレーキとハンドルが利くのか本気で心配しました。


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